MacもWindowsも処分方法は変わらない? 廃棄する方法と順序とは?


パソコンはWindowsとMacが業界のシェアを独占状態ですが、OSがMacとWindowsでは全く操作性が違います。
アンドロイドとiPhoneのスマホも操作が違うのがパソコンを持っていない人でもわかりやすい例ですね。
使い方が違うと、使い終わったあと。
つまり、捨てるときはどうなるのでしょうか?
捨てるときはなにか特別なことをしなければいけないのか?
ほかのPCと同じように処分できるのか?
今回はMacの処分方法を簡単にまとめていこうと思います。

目次

  1. Macの処分方法
  2. 身近でMacを捨てる方法は?
  3. メーカーへ返却できるのか?
  4. Macを買い換えたらどうなるのか?
  5. 買取業者はMacを買うのか?
  6. 実際に捨てる前に自分でするべきことは何か?
  7. 捨てる人が気にすること

以上の7点をご紹介していきます。

1.Macの処分方法

1-1.Macとは

Appleが製造、販売しているデスクトップ型(ノートPC型のMacBook Airもあります)になります。デザイン性がよく(悪く言えば奇抜。人気漫画のケロロ軍曹のキャラもMacを使っていました。)人気のあるデザインです。Windowsと違い、OSだけではなく、パソコン本体も自社で製造しているのでデザインにある程度の一貫性があります。
対してWindowsでは、OSはMicrosoftが創り、パソコン本体は違うメーカー(東芝のDynaBookとか、ソニーVaioとか)が作っています。
つまり、中のOSは一緒でもそれらを取り巻くパーツは各社性能、価格帯などによりバラバラです。
デザインもMacとは違い、各社とも似たりよったりなものが多い印象です。
Macとは違い、価格競争が各社できる分性能、ソフトなどで種類はすごく多いですが筆者のように機能が使いこなせないでいる隠れユーザーも多いようです。

1-2.どのように処分すればいいのか

日本国内にある以上、海外製品でも廃棄するときは日本の処分方法に従って処分しなければいけません。
パソコンは家電リサイクル法対象製品なので簡単に捨てることはできないのでいくつかの手順に沿って捨てます。
処分するには、自治体回収の燃えるゴミ、燃えないゴミはできません。

  • アップルの回収
  • 販売店による下取り
  • 買取するリサイクル業者

などに委ねるのがベストです。
弊社では使い終わったパソコンをリサイクルしています。
古いものでも素材ごとにリサイクルが可能です。パソコンは整備後販売できないものはバラバラに分解してリサイクル処分していますので、

  • データ削除に自信がない方
  • 回収業者では不安な方

ぜひご相談ください。

2.身近でMacを捨てる方法は?

2-1.Macは簡単に捨てられる?

Macを捨てるのは簡単にできません。
これはMacのみならず、パソコンであれば全て同じです。(ただし、小さなパソコンであればバレないかも?)
パソコンは家電リサイクル法で指定された電化製品です。燃えないゴミなどで捨てられるものではないので市町村のゴミ回収にはだせません。
もちろん、粗大ゴミでも捨てることはできません。

2-2.どうして捨てられない?

家電リサイクル法という「使い終わって捨てる電化製品から使える素材をリサイクルしよう」という法律ができ、希少金属を含むハイテク家電であるパソコンは捨てるのに一定の手続きを踏む必要があります。(スマホにも含まれていますがスマホは対象外なので今回は省きます)
手続き自体は難しくなく、どちらかといえばめんどくさいに近いです。
また、家のそばにアップルストアがあればいいですが、ない場合は郵送になるので送料を払わないといけないので出費があります。
アップルストアへ持っていけば「リサイクルマーク」が製品にあれば無料で捨てることができます。
リサイクルマークは本体のどこか目立たないところにシールで貼ってあります。
ない場合は有料になることが多いです。

3.メーカーへ返却できるのか?

3-1.アップルストアへ返却する

Macの製造元であるアップルストア。
ここに引き取ってもらうことが可能です。
また、アップルの製品に買い替えを検討している場合は「下取り」をしているそうなのでまたアップルのギフトカードと交換してくれます。(下取りには一定条件有り)
いらないMacを郵送する金額があるので損する可能性が高いですが、いくらかはもどるかもしれませんね。
データ削除などは自分で行わないといけないので面倒な人、削除の方法がわからない。不安な人には不向きな方法かもしれません。

3-2.アップルストアに引き取ってもらう方法

まず、Macにリサイクルマークがあるか確認しましょう。
リサイクルマークがあれば処分にかかる費用は無料です。
ない場合は問合わせたほうがいいでしょう。
必要な費用は、送料です。大きなものから小型で薄い製品まで多様にあるので、送料も確認したほうがいいでしょう。
もしお金がかかるとすればこの2点です。
あとは、自分で初期化、データ削除を行えばMacの処分は完了です。

4.Macを買い換えたらどうなるのか?

4-1.パソコン販売店はMacを引き取ってくれるのか?

大手家電量販店では、不要になったパソコンのリサイクル回収、もしくは下取りを行っているところが多いようです。
壊れていたり、破損品でもOKのようです。
「データ削除もお任せください」とは書いているところもありますが、筆者はこのような場所に数回出入りしたことがありますが保管が雑な場所が多かったり、障碍者支援という名目で作業を依頼しているところもあるようです。
本当に大切なデータがあるのであれば、他人に任せず自分で破棄するか、信用できるところに依頼した方がいいな、という感想を持ちました。

4-2.販売店で処分すると得か?

損か、得か?と聞かれると正直損はしないかと思います。
仮に、ヤマダ電機で調べましたが不要なパソコンを300ポイントで買い取るそうです。
データの削除も、すべて自分でやって心置きなく捨てることができるのであればお金がかからない分損はしないと思います。

4-3.ほんとに安心?どうやって捨てればいいのか?

これもヤマダ電機で簡単に書くと、
店頭、もしくはHPにて申し込みをすれば簡単にできるようです。
ちなみに、

  • 型番が古い
  • 動かない
  • 自作PC
  • 海外メーカー

なんでも大丈夫なようです。
HDDはデータ削除をすると記載があります。不動HDDは物理破壊をするようです。
これだけの事がパソコンを送るだけでできるようです。
あまり手間がかからないので簡単ですね。

5.買取業者はMacを買うのか?

5-1.パソコンはある程度のお店で買取がされると思います。

特にMacは人気があるので古かったり不動品でない限りは可能かと思います。
大手リサイクルショップや、個人のお店でもパソコンは取り扱いが多いので近所のお店に聞いてもいいでしょうし、パソコンの買い取りや電化製品の買い取りに力を入れているお店であれば期待できるでしょう。

5-2.買取店にだすメリット

前提に、よっぽどダメなショップに依頼しない限りMacを買い取り依頼した方が得だということを覚えておいてください。
捨てるだけ。
下取りに出す。
確かに、古い、壊れているもので価値がないものはその方がいいですが、販売されてから5年以内の物はほとんどが300円以上の価値があると思います。
それをゴミとして捨てたり、下取りにするのは損です。

5-3.どのように依頼するのか?

リサイクルショップに依頼するのはめんどくさいと思っていませんか?
リサイクルショップに依頼するのは実は簡単で、自分で店頭に持っていく店頭買取。お店によって違いはありますが荷物を送る宅配買取。
自分の家に来てもらう出張買取。
この3つがあります。
出張買取の場合と、宅配買取の場合はMacの型番など情報を申告しなければいけません。
もちろん、絶対ではないですが返品にかかる送料や、出張買取に来たスタッフへ出張費を支払うよう請求される可能性が高いです。
調べるのがめんどくさい人は自分でMacをもってリサイクルショップにいくしかないでしょう。
また、依頼する前にデータの削除は自分で行うのか、やってくれるのか。
データを削除しなかったらどうなるのか?
などを聞かなければいけません。

6.実際に捨てる前に自分でするべきことは何か?

6-1.データの削除はとても大切

多くの人が気にしていますが、データの削除はあなたが思う以上に大切なことです。Amazonでお買い物をしたことはありますか?
パソコンで、何かお買い物をしたり、大切なサイトにアクセスしましたか?
実はこれが、全てパソコンに記録されています。
記録されているとどうなるでしょうか?
誰かが、あなたのアカウントでログインできるようになったり、クレジットカードの内容を盗むことができます。なりすましで買い物をすることも可能です。
めんどくさいと思っても、データの削除は進んで行うか、信用できる業者へ依頼するようにしましょう。

6-2.データの消去方法

また、DVDドライブが生きていれば簡単にデータ削除ができるソフトも販売されていますので今後もパソコンを廃棄する予定が有る、複数台持っているようであれば、データ削除ソフトを買うのも方法です。

安く売られていますし。家電リユース協会もおすすめの製品です。操作も簡単ですのでパソコンが苦手な方も出来ると思います。

6-3.案外簡単? データの移行作業

データの移動も、すごくめんどくさいですよね。
でもこれ。身近なもので買っても1,000円しないようなもので簡単にできちゃうんです。
その方法はUSBメモリです。
筆者も会社のパソコンでやりましたが、いつも使っている2つのUSBメモリをフル稼働します。
捨てるパソコンからデータを可能な限り抜き取り、順番に新しいパソコンへ取り込みます。
iTunesなど、初期化してしまうデメリットも存在しましたがうまくやれば克服できそうです。
読み込む速度やデータ量にもよるのかもしれませんが、筆者は 10分程度で終わりましたよ。

6-4.自分で買ったオプションたち

Macは改造が困難だと言われています。
Windowsとはちがい、分解をするのに特殊な工具が必要なため、基本的には購入時のスペックのままのはずです。
それでも、Macに対して自分で買ったものがあればそれは取り外しましょう。
もし、オプションで付けるのならば買い取り業者へその旨を伝えましょう。
捨てるのであれば、燃えないゴミなどで処分できると思います。
下取り業者などは周辺機器がなくてもあっても金額は変わりませんし、ゴミになるようであれば受け取り自体を拒否されかねません。

7.捨てる人が気にすること

あまり聞かれませんが、捨てる方の多くはパソコンの中に取り残されたデータを気にするようです。
特に自分のパソコンで仕事をしていた人は「職場のデータ」を気にされる方が圧倒的に多かったですね。
職場のデータが漏れたら困る。
会社にばれたらどうなるのか。
などと気にされている方がおおかったです。
確かに、職場の大切なデータ、バレたら困るデータが外部の漏れるのは困りますね。
でも、それでもいつかは処分し無ければいけないものです。
弊社では、お客様から預かったパソコンのデータを削除してから廃棄します。
画像にあるモノは携帯電話、スマホ、タブレット、パソコンなど電子記録装置の付いたもののなれの果てです。
ここまで細かく分解して廃棄されていきます。
廃棄、と言っても各リサイクルセンターに依頼するので

  • HDD
  • 基盤
  • メモリー
  • アルミ
  • その他金属もろもろ

に分別されて「リサイクル」されます。ですが、破壊する際に基盤やHDD、メモリーは折れたり割れたりして壊れるのでここからデータを抽出するのはかなりの技術が必要です。しかも、水に浸すので錆びますからね。
捨てる時も台数がまとまって金属のクズとして廃棄するので、あなたのパソコンを元通りにするのはほぼ不可能です。
弊社では安心してご依頼いただけるようにご希望により分解しデータが漏れないように処分させていただきます。

終わりに

いかがでしたか?処分にこまるパソコンですが、少し見方を変えるだけで簡単に処分することができるんですよ。
販売店の下取りや、Macの回収サービス。
リサイクルショップによる買取などもMacだと可能だと思うので新しいものか、古いものかによって自分でいいものを選んでくださいね。
今日は、

  1. Macの処分方法
  2. 身近でMacを捨てる方法は?
  3. メーカーへ返却できるのか?
  4. Macを買い換えたらどうなるのか?
  5. 買取業者はMacを買うのか?
  6. 実際に捨てる前に自分でするべきことは何か?
  7. 捨てる人が気にすること

以上の7点をご紹介させていただきました。
MacもWindowsも捨て方は変わりません。データの削除が難しいと思った方は捨てるときはせめて信用できそうな業者へ依頼するようにできたらいいのではないでしょうか。
乱雑に扱ったり、適当に放置したりしないで処分をしてくれる業者をさがしましょう。


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