遺品整理を49日前に行う方法! 失敗しないポイントや注意点も解説!
「遺品整理を急ぎで行いたいけど、49日前に行っても大丈夫だろうか」「49日前に遺品整理を行うポイントを詳しく知りたい」とお考えではありませんか? 何らかの事情で遺品整理を早く済ませたくても、実際に49日前に行って問題がないのか、どんなポイントを押さえて進めるとよいのかなど、よく分からないこともあるでしょう。そこで今回は、49日前の遺品整理について詳しく解説します。
- 遺品整理を49日前に行ってもよい?
- 遺品整理の基本的な方法と流れ
- 遺品整理の重要性
- 遺品整理を業者に依頼する方法
- 遺品整理に関するよくある質問
この記事を読むことで、49日前に遺品整理を行うポイントや注意点などがよく分かります。遺品整理を49日前に行いたい方は、最後まで記事を読んでみてください。
1.遺品整理を49日前に行ってもよい?
最初に、遺品整理を49日前に行ってもよいのかについて詳しく見ていきましょう。
1-1.遺品整理を49日後に行うケースが多い理由は?
遺品整理は、49日後に行うケースが多く見られます。主な理由は、49日までは法事が重なって忙しく、十分な時間が確保できないことなどです。また、大切な人が亡くなってからまだ日にちが浅く、心身が本調子ではないことも一つの理由になります。49日が過ぎると次の法要まで日にちがあり、一区切り付いたと考えられることもあり、遺品整理を行う人が多いのです。
1-2.遺品整理を49日前に行っても問題ない
遺品整理は、49日前に行っても特に問題はありません。実際に、何らかの理由により急いで遺品整理を行う人もいます。たとえば、故人が一人暮らしをしていて賃貸物件の退去期限が迫っているといった場合です。また、相続手続きを早く進めたい場合も、49日前に遺品整理をすることがあります。
1-3.遺品整理を行うタイミングは個々の事情に合わせてよい
遺品整理は、故人の持ちものを故人に代わって整理することです。したがって、いつやるべきという決まりはありません。遺品整理を行う人が、都合のよいタイミングで行ってよいのです。ただし、遺産が多い場合は、遺産の内容を確定して申告する必要があることから、早めに手を付けることが必要になります。
2.遺品整理の基本的な方法と流れ
ここでは、遺品整理の基本的な方法や流れを詳しく見ていきましょう。なお、49日前と49日後のいずれのタイミングで行っても、特に変わる点はありません。
2-1.全体の物量や状態を把握する
遺品整理を最後までやり抜くには、最初に現状としっかり向き合うことが大切です。そのためにも、最初に全体の物量や状態を把握してください。想定よりも整理に時間や労力が必要になることを実感するでしょう。自分たちだけで遺品整理を行うのが無理だと感じたら、業者に依頼することを考えてみてください。
2-2.作業計画を立てる
次に、作業計画を立てましょう。具体的には、以下のポイントを参考にしてください。
- 場所ごとの片付け方や片付ける順番を決める
- 不用品の仕分け基準を決める
- 1日の作業時間は最長でも8時間程度にする
- 適宜休憩時間を設定する
作業計画を立てるときは、無理をしないことが一番です。無理をして詰め込み過ぎると高確率で挫折するので、注意してください。
2-3.必要な道具を用意する
実際の片付けに入る前に、以下のような道具を揃えておくと効率よく作業できます。
掃除道具
- 掃除機
- ほうき
- ちり取り
- はたき
- 雑巾
- バケツ
- フロアワイパー
- 使い捨てタイプの掃除用シート(ウェットタイプ・ドライタイプの両方)
- 住宅用中性洗剤
仕分け道具
- ゴミ袋
- ダンボール箱
- ビニールテープ
- はさみ・カッター
- 古新聞紙
- 紙ひも
- 油性マジック
服装
- 三角巾
- マスク
- ゴム手袋(使い捨てタイプが便利)
- 軍手
- 室内用シューズ
- 汚れてもよい服装(長袖・長ズボンがおすすめ)
特に、仕分け道具は作業途中に不足しがちなので、多めに用意しておくとよいでしょう。
2-4.作業計画に沿って片付ける
準備が整ったら、作業計画に沿って片付けていきましょう。進み具合をこまめにチェックし、遅れていたら意識してスピードアップするようにしてください。想定より作業量が多いことが明らかな場合は、この時点で作業計画の見直しをすることも必要です。もしくは、途中からでも業者に依頼することを検討してみるとよいでしょう。
2-5.不用品を処分する
不用品を仕分け終えたら、以下のような方法で処分しましょう。
- 自治体回収にゴミとして出す(期限切れの食品類、使用済みの衣類など、明らかにゴミと分かるもの)
- 関連法律に沿って手続きする(家電リサイクル法やパソコンリサイクル法・小型家電リサイクル法の各対象品目)
- 親族などに形見分けする
- 販売店の回収サービスに出す(仏壇・ピアノ・自転車など)
- 不用品回収業者に依頼する
- 買取に出す
なお、不用品回収業者に依頼すると、不用品を種類ごとに分けずに済む、1回にまとめて依頼できる、都合のよい日時と場所で回収してもらえるなど多くのメリットがあります。すべての作業が終わったら、最後に掃除をして完了です。
3.遺品整理の重要性
遺品整理は、さまざまな理由からとても重要なことといえます。
3-1.故人への供養になる
遺品整理は、故人への供養になるという意味でも重要です。亡くなった後では、自分の持ちものを自分で整理することはできません。そこで、親族など故人と近い間柄の人が、故人に代わって持ちものを整理することが必要なのです。故人の意思を尊重して持ちものを整理することは、故人に敬意を示し、供養することになります。
3-2.遺産の内容を確定できる
遺産の内容を確定できるのも、遺品整理が重要といわれる理由です。特に、高齢者は、タンスや押し入れなどに現金や貴重品を保管しているケースが多く見られます。また、金銭価値の高い遺品や土地家屋の権利書などの重要書類が見つかることもあるでしょう。相続手続きをスムーズに進めるためにも、遺品整理を行って遺産の内容を確定することが必要です。
3-3.近隣住民の住環境を改善する
故人が孤独死した場合などは、近隣住民の住環境に悪影響をおよぼすことがないよう遺品整理を早めに行う必要があります。たとえ近隣住民でも、勝手にものを片付けたり処分したりすることはできません。そのため、悪臭の発生や害虫の繁殖などで、迷惑がかかってしまいます。そこで、特殊清掃や遺品整理を行い、きちんと片付ける必要があるのです。近隣住民の住環境を守るためにも、早急に動きましょう。
3-4.気持ちに区切りが付く
遺品整理を行うと、気持ちに区切りが付きます。故人との関係が深ければ深いほど、亡くなった事実を受け入れるのは大変なことです。しかし、自分自身の生活を考えると、いつまでも悲しんでいるわけにはいきません。故人との思い出を振り返りながら、ものを仕分けし処分することで物理的にも精神的にもスッキリできます。
4.遺品整理を業者に依頼する方法
遺品整理は、信頼できる業者に依頼するのもよい方法です。
4-1.遺品整理を業者に依頼するメリット
遺品整理を業者に依頼すると、以下のように多くのメリットがあります。
- 遺品整理にかかる手間や時間を大幅に節約できる
- 自分で進めるよりはるかに効率がよい
- 状態によっては買取してもらえることがある
- 回収後の遺品を再販や再資源化などで有効活用してもらえる
- 第三者に依頼することで気持ちに区切りを付けることができる
遺品整理を確実に終えるためにも、業者を上手に利用することがおすすめです。
4-2.信頼できる業者を選ぶポイント
遺品整理は、以下のようなポイントが当てはまる業者に依頼すると安心です。
- 遺品整理で豊富な実績がある
- 見積もりは無料
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 都合のよい日時と場所で作業してもらえる
- 回収後の遺品を適切な方法でリサイクルしている
- 可能なものは買取もしている
- スタッフが親切で顧客からの評判もよい
- 業務に必要な各種許可を取得済み
なお、当関東家電リサイクル問屋も遺品整理で出た不用品の買取や引き取り処分で豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
4-3.遺品で買取してもらえるものは?
遺品でも、以下のようなものは買取してもらえることがあります。いずれも、不具合や故障がない、外観に目立つ汚れや傷がない、ペットやタバコなどのひどい臭いがないなど、中古品として問題なく使用できることが条件です。
- 年式が新しい家電(製造後5年程度まで)
- セットものや高品質な素材の家具
- 貴金属類
- 人気ブランド品
- スポーツ用品
- 着物
- 骨とう品
- 趣味のコレクション
査定基準は業者によっても異なるため、より詳しく知りたいときは業者に査定を依頼して確認してみてください。なお、当関東家電リサイクル問屋でも遺品の買取を強化しており、大変ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
5.遺品整理に関するよくある質問
最後に、遺品整理に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.49日前に遺品整理をしようとしたら親族に反対されたのですが?
A.まずは、親族の意見に耳を傾けてみてください。何らかの理由があって反対している場合は、49日前に行うことを理解してもらえるよう、きちんと話をしてみることが大切です。
Q.49日前と49日後の2回に分けて行ってもよい?
A.もちろん構いません。49日前は簡単に片付けられるところだけ作業し、49日後に残りを進めていくといった方法もあります。
Q.遺品整理で現金や預金通帳が見つかったらどうする?
A.現金や預金通帳は相続の対象になるため大切に保管しておきましょう。
Q.遺品整理を行ってはいけない人がいると聞いたのですが?
A.相続放棄を予定している人は、遺品整理を行ってはいけません。遺品整理を行うと、相続の意思があると見なされ、相続放棄が認められないことがあるからです。
Q.遺品を買取してもらうとバチが当たるのでは?
A.まったくの迷信です。遺品を買取してもらうことで、再販後に新たな持ち主に有効活用してもらえると考えれば、むしろ、故人への供養になるといえます。
まとめ
今回は、49日前の遺品整理について詳しく解説しました。何らかの事情で遺品整理を急ぐ必要がある場合は、49日前に行っても構いません。なお、遺品整理で出た不用品の処分は、信頼できる業者に依頼するとスムーズに進めることが可能です。当関東家電リサイクル問屋も遺品整理で出た不用品の買取や引き取り処分で豊富な実績があり、大変ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。