デジタル遺品整理も必要?デジタル遺品整理とは何か知っていますか?


遺品整理、終活、エンディングノート。いろいろなものが今は出来ていますね。筆者は遺品整理士の資格を持っていますがほぼペーパー状態です。ペーパー状態っていうのが遺品整理士の資格を活用するところがないのです。遺品鑑定士、遺品査定士、特殊作業など遺品については様々な種類の【士】が登場し、今ではデジタル遺品整理なんてものも出てきています。このようなものは以前は通常の遺品整理に組み込まれていましたが今はどんどん複雑化して依頼主が悩むようになってしまっています。実際に遺品整理士認定協会がすすめる事業所でもネットで検索すると口コミやブログで作業の実態が書かれていたりします。アントキノイノチでモデルになった遺品整理業者に依頼した方も自身のブログで映画とは全然違う、と書き込みがありました。このようにどんな業者がいいのか?今では見極めが大変困難です。なので少しでもあなたがこれを見て参考になればと思い、ペーパー遺品整理士が遺品整理業界へ切れ込みを入れたいと思います。
あと、遺品整理と言うと高齢者のイメージが強いですが、このデジタル遺品整理は高齢者に限りません。今では10代の若者の方が必要かもしれません。最後まで読んで頂ければ必要性がわかると思います。

1.遺品整理と何が違う?デジタル遺品整理とは??

遺品整理とはよく聞いたことがあるけれど、デジタル遺品整理ってなんだろう?実は筆者も遺品整理士の資格を持ちながら今日まで知りませんでした。そこで調べてみましたが結論は

  • パソコンデータ
  • 携帯電話
  • アドレス帳
  • メールやPCを使った経歴の一切
  • クレジットなんかも含まれるそうですよ

なんてことはないです。ただ単に、記録されているものを片付けて整理していきましょう。といった内容のようです。でも遺品整理士は思います。それは次の項目を読んでもらうとわかりますが

1-1.遺品整理士は故人・遺族に対しこのようなものは標準だったような

もうずいぶん前のことで覚えていないというのが正直なところです。試験もペーパーでDVDみたりして少し考えればほぼ受かるでしょう。筆者は遺品整理士の資格を有しましたが約5年。まったく活用していません。なぜなら一般常識があればこのようなものは不要だからです。【個人尊厳を守る】データ消去は含まれないものなんですかね。

1-2.デジタル遺品整理の必要性【必要ない場合もある】

デジタル遺品整理。なんてかっこよく言っていますがようは【お金儲け】です。筆者は必要ないと考えています。そこまで必要性もないでしょう。
デジタル遺品整理。パソコン操作で5万円も取られます。
まず、遺品整理を年間数件行いますが経験談として
【デジタル遺品整理】よりも
【アナログ遺品整理】を行うべき
です。残された遺族の方は手紙・書類など困ります。現実問題捨てる時に『機密文書として捨てたい』と依頼があります。いつ壊れるか知らないデジタルよりも、今目の前にあるペーパー類を廃棄して欲しいと思うはずです。
また、筆者がデジタル遺品整理の必要性がないと判断するのはまず自分が思うほど他人が自分に興味がない。ということです。よほど愛されて家族の仲が良いのならまた違いますが、筆者が見てきた、経験してきたのはみなさんまったく気にしていませんでした。パソコンですら起動しません。私どもリサイクル業者にそのままの状態で買ってほしい。データは消してくれと言われます。今の人はデジタル家電であれば初期化、削除が簡単だけどアナログの紙ゴミなどの方が嫌がるようです。
ただし、現代の高齢者はと言われる80歳以上の方々の20%以上はインターネットを利用しています。投資や株、ネットバンキングなど利用される方、インターネット経由で何かを頻繁にされる方はデジタル遺品整理を視野に入れる必要があるかもしれません。

1-3.デジタル遺品整理を自分でやるには

もしデジタル遺品整理を自分で行うならばまずデータが残るものを考えましょう。

  • パソコン
  • 携帯
  • HDDが含まれているもの

が重要です。先程も書きましたが残された遺族は【PCすら開かずそのまま売ります】。
もし、あなたがPCで

  • 証券取引
  • ネットバンキング
  • SNSに登録している
  • なにか有料サービスに入っている

など自分だけの秘密にしていることがあればそれは闇に葬られてしまいます。なにかの関係でいつか日の目を見るかもしれませんがなにかのきっかけで【負債】に化けるかもしれません。そのようなものを残して死んでしまうと残された方はさっぱりわからなくなります。これが【デジタル遺品整理の必要性】と言われているものです。しかし、人間誰もがいつか死にます。なのでバックアップを取る必要があります。それが【エンディングノート】と称されるのかはわかりませんが、誰かに自分が死んだあとに解約なり引き継いでもらわないといけません。その方法、ID、PASSを記録しましょう。
USBメモリなどにひたすらコピペでもいいと思います。まず、資産があるなら相続税の問題も出てくるので脱税などあらぬ疑惑をかけられても仕方ありません。明記して、誰に託すのか、どのように利用するのかを遺言にしてもいいでしょう。
株、証券取引など投資についても自分が死んだあとはどうなるのか?取引先に確認を行い、死んだ場合はスムーズに引き継がせる場合にはどうするのか?のデータを一緒に入れておくと親切です。
また、一番うっかりしているのがPCの起動PASSを教えないまま死んでしまうこと。このような場合は専門業者を呼んで大掛かりな作業になります。特に【家族が2人以上】いて血族の確認が取れない場合は断る!といったところもあるので残された人間が1人だと対処法がどんどん少なくなります。USBメモリーにどうすればいいのか?どの順番に片付ければいいのかを明記しておけば誰かに依頼しなくても安全にデジタル遺品整理ができますよ。デジタル遺品整理を依頼して5万円以上請求されるなら、身内にその分渡して後を依頼したほうが情報の漏洩もなく、安心・安全ですね。

2.デジタル遺品整理でのトラブル、考えられる問題

ここまででデジタル遺品整理の必要、不必要についてご紹介しました。では次はデジタル遺品整理のトラブル、もしくはデジタル遺品整理の問題をいくつかご紹介していきます。

2-1.秘密にしていたことが死んだあとにバレてしまう場合

もし、あなたが【絶対に知られたくない】と思うことをパソコンに残したまま死ぬ時が来たらどう思いますか?男性であれば

  • ちょっとエッチなサイトのリンクがフォルダの中に入れっぱなし。
  • 浮気相手とのメールが残ってる

など女性関係で残された遺族に怒りを与えるものが残されていたり、

  • BLが好き
  • アニメが大好き

など大人になっても家族に知られたくない本人の【お宝】が多数残されている場合。
これらは『誰にも知られずに消して欲しい』と願うことはありませんか?家族といえどスマホ、パソコンの中は知られたくない。そうゆう方が今とても増えています。

2-2.これって、捨てても大丈夫なの?と思う内容について

もし、あなたが隠し口座を持っていたら家族は知りません。
もし、あなたが株を所有していても家族は知らないかもしれません。
もし、あなたが不動産経営など不労所得がある場合、家族は知らないかもしれません。
もし、家族があなたのパソコン、携帯に興味を持たなければ全て消されるかもしれません。
家族といっても、あなたが思うように動いてくれないかもしれません。パソコンのデータを見たくないと消された場合、パソコンのデータを見られた場合。あなたはどう思いますか?必要なデータはパソコンに入っているから。ではなく、必要なデータはUSBメモリに入っているから、パソコンのデータは消して欲しい。と残したほうがデータの廃棄はスムーズに行えます。エンディングノートならぬ、エンディングメモリーですね。パソコンには日常使っているどうでもいいことが入っているから、USBに入っている事を整理して欲しいと言えるようにデータの取り扱いはこまめに扱いましょう。

2-3.パスワードによるデータ管理について

簡単に言えば、
パスワード、ログインIDが原因でサイトにログインできない。
ということです。
今はなんでもアカウント登録が必要で、どこにアクセスするのもパスワード、アカウントによる認証が必要です。某クレジットカードの社員が『アカウント1つあればなんでもできる』というようにデジタルの世界では『マイナンバー』が無意識のうちに浸透しているようです。しかしこのパスワード。誠に不便で第三者が知る事は非常に困難です。SNSにいる友人たちに訃報を伝えることもできずに遺族は困ることも多いでしょう。銀行の口座と違ってしばらく使われなかったら通知が来るとか、凍結されたりせずにパスワード、アカウントであなたのデータは残ります。いつか消される時も来るでしょうが、現在筆者の知る限り『サービス停止』『運営が倒産』などない限り消されないでしょう。
不必要にサイトごとにパスワードを変えたり、口頭だけで伝えておくと忘れられてしまうのでパスワードの管理は慎重に行わないといけません。

3.生前整理が必要な理由

ここまで読んできていただけた方はもう十分すぎるほどデジタル遺品整理の事を理解されていると思います。終わりになりますが簡単におさらいしてみましょう。

3-1.遺族のために

生前整理は冒頭でもお伝えしましたが、若い人でも必要です。むしろここまで読んでいただければわかったと思いますがインターネットを駆使する世代の方が大切なことなんです。高齢者よりも死には遠い存在ですが実は身近に潜んでいます。
これを見てください。内閣の調査に自殺の記録が残っています。
見ていただければわかります。若い方も大勢なくなっています。日本では毎日100人近くが死ぬ。と言われていますがそのうちの2割程度は若年者のようです。
もちろん若い方、高齢者どちらも死ぬこと自体好ましくないでしょうし、自殺の手引書を作成しているつもりはありません。ただ、今後の時代デジタル遺品整理はまだ始まって間もない分野なのです。今後の生活では必須になっていくことは避けられないでしょう。
残された遺族に課せられる遺品整理は肉体的にも精神的にも金銭的にもダメージが大きいものになります。

  • パスワードがわからない
  • ログインできない

なんてことで負担をかけないようにしたいものですね。

3-2.自分のためにも

仕事を引退して悠々自適に。昔ならこのようなことができたでしょう。ですが今は現実そんな楽なものではなさそうです。自分に残された時間は誰もわかりません。ついついもったいないなぁ。いつか使うかな?と物を捨てられなくなりもったいないもったいないと不用品を集めてしまう方も大勢います。そんないざ片付ける時も大荷物の中にいるとついついおっくうになったり、後回しにされがちです。片付けたくても体力・筋力の低下で片付けが進まないでしょう。そのようになる前に普段から自分の生活スペースを確保して生活するようにしましょう。荷物が増えてしまうと

  • 不衛生(掃除が行き届かなくなる)
  • 荷物があふれてしまう(死後片付ける遺族の負担が増える)
  • 狭い、もしくは汚い(友人を招いたり社交の場がなくなり引きこもりがちになってしまう)

などデメリットが多くなります。いつか使うかもしれませんが、捨てることも快適に過ごすためには大切なんです。

終わりに

いかがでしたか?デジタル遺品整理。今時な話題の記事でしたが、自分が持っているデジタル家電、パソコン、携帯、SDカードやUSBメモリなどあらゆる記録媒体がありますが一度自分で整理してみてはいかがでしょうか?懐かしいものも見つかるかもしれません。今日は

  • 遺品整理と何が違う?デジタル遺品整理とは??
  • デジタル遺品整理でのトラブル、考えられる問題
  • 生前整理が必要な理由

の3つをご紹介しました。亡くなったあとに行う遺品整理となくなる前からできるデジタル遺品整理。特にデジタル遺品整理は自分でも毎日少しづつ出来るので楽しみながらできるのではないでしょうか?遺品整理、と言われると身構えてしまいますが、アルバム整理のような感覚で楽しむことができたら、それもまた思い出になるとおもいますよ。業者もまだデジタル遺品整理に手を出してきていませんが、今後加速的に増えてくると思います。大切な資産のデータも含まれるので他人に任せて不正流出、利用されないように自分で管理できるように、普段から気をつけましょうね。


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