親の生前整理で押さえておきたいポイント! 成功させるコツは?


「親に生前整理をすすめたけれどケンカになってしまった」「親に生前整理をさせたい」など、親の生前整理にはさまざまな問題点が出てきます。生前整理は必要最低限のものだけで快適な生活ができるだけでなく、家族への負担が少なくなるというメリットがあるのです。親が進んで生前整理をしてくれるようになるには、どのようにすればいいのでしょうか。

そこで本記事では、親ともめずに生前整理を成功させる方法を説明します。

  1. 親の生前整理で出てくる問題点
  2. 親の生前整理〜最初にやるべきこと
  3. 親の生前整理〜業者へ依頼する方法
  4. 親の生前整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、ものであふれている親の家を整理するポイントが分かります。生前整理で悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。

1.親の生前整理で出てくる問題点

まずは、生前整理のメリット、そして親の生前整理で出てくる問題点についてもチェックしておきましょう。

1-1.生前整理は生きているうちに身のまわりのものを片付けること

生前整理は、生きているうちに自分の身のまわりにあるものを整理することです。年を取ると体の自由が利かなくなり、体力もなくなるでしょう。その結果、整理したくても思うようにできなくなるのです。だからこそ、体力が十分にあるうちに、生前整理を行う必要があります。

1-2.生前整理をすると家族の負担が少なくなる

生前整理をする大きなメリットは、自分がいなくなった場合、家族が相続で争ったり遺品整理で困ったりする事態を防ぐことができる点です。生前整理の他に老前整理がありますが、老前整理は今の生活をよりよくするためという目的があります。生前整理の主な目的は、財産問題・相続トラブルを解消するためです。生きている間に、財産や遺品を整理することで、手続きが必要となる家族の負担を減らすことができます。
また、家族にとっては親の遺品や相続に対する願望を聞き出すことができるという点もメリットの1つです。

1-3.遺品整理でよくある問題をピックアップ!

親の遺品整理でよくある問題は、「家族から言い出せない」「親がものを捨てられない」の2つです。それぞれの問題点について詳しくチェックしておきましょう。

1-3-1.親に言い出せない

「死んだ後の話をしているようで嫌な気持ちにさせるのでは」と、親に生前整理をなかなか言い出せず悩んでいる方が多いのではないでしょうか。確かに、生前整理は死んだ後の話につながるので、縁起でもないと思われがちです。けれども、ある日親が突然亡くなってしまい、遺品整理に苦労したというケースはたくさんあります。また、生前整理をすすめる=早くいなくなってほしいという意思と受け取られてしまい、関係が悪化するケースもあるのです。

1-3-2.ものが捨てられない

親に遺品整理をすすめても、ものが捨てられない・捨てようとしない状況に悩みがちです。現在、80〜90代の人は、ものが少ない時代を経験しました。そのため、「いつか使うかもしれない」「捨てるのがもったいない」という考えになってしまい、要らないものをため込んでしまいます。親自身、ものが捨てられない場合は、子どもがその気持ちに寄り添う必要があるでしょう。

1-4.生前整理のすすめ方

それでは、親の生前整理をすすめるタイミング・言い方・ポイントを解説します。

1-4-1.タイミングは早ければ早いほどいい

生前整理を始める時期は、早ければ早いほどいいといわれています。親に生前整理をすすめる場合は、子どもの独り立ちや家族と同居するタイミングなどを見計らうといいでしょう。思い立ったときにすすめるのもいいですが、何らかのきっかけがあったほうが親を説得させられる可能性が高くなります。

1-4-2.ポジティブな言い方ですすめる

生前整理をすれば日々の生活が過ごしやすくなる・気持ちがスッキリするなど、ポジティブな言い方ですすめることが大切です。ポジティブに話せば、「生前整理が前向きな行為」だと親が理解しやすくなります。一向に整理をしてくれないから、と「ゴミ捨て場みたい」「臭い」「足の踏み場もない」などネガティブな言いまわしをするのはNGです。

1-4-3.協力することが大事

親の生前整理だからとすすめるだけすすめて協力しないのはNGです。子どもが助けてくれるからこそ、積極的に生前整理を始めようと前向きになります。特に、親が乗り気でない場合は、「一緒に片付けるから」と手伝いを申し出て、協力しながら生前整理を進めていきましょう。協力することで、親がどこに何を保管しているのか自然と把握できます。

2.親の生前整理~最初にやるべきこと

それでは、親の生前整理でやるべきことや大まかな流れについて解説しましょう。

2-1.まずは生活動線の片付けから

最初に、生活動線にあるものをキレイに片付けてください。生活動線に大きなものが置いてあると、片付けの最中に転んでケガをする恐れがあるからです。たとえば、玄関からベランダまたは庭までの道にあるものを片付けるだけで、移動しやすくなります。家の中にある危険なものを最初に取り除くだけでも、親の心配を減らすことができるでしょう。

2-2.生前整理の大まかな流れをチェック!

生前整理の大まかな流れを先に把握しておくことで、スムーズに進めることができます。では、以下の大まかな流れをチェックしましょう。

  1. 財産目録を作る
  2. 要らないものと要るものに仕分ける
  3. 思い出の品を整理する
  4. 要らないものを処分する
  5. 要るものを収納する

生前整理を始める前に、財産目録を作ります。自分にとってマイナスな財産(借金など)とプラスな財産(不動産など)を区別した財産目録を作ることで、家族間の相続トラブルの防止につながるでしょう。また、要るものと要らないものに仕分けた後、なかなか捨てられない思い出の品を整理することも大切です。思い出の品は分別に悩みがちな代表例なので、「ダンボール1箱分だけ残す」など基準を作り遵守しましょう。

2-3.必要なものはできるだけ少なくする

生前整理は、身のまわりにあるものを減らし、必要最低限のものだけにすることが大切です。残すものが多すぎると、すぐにものであふれてしまいます。「今使っていないものは処分する」「1年以上使っていないものは手放す」など、基準を作り、残すものはできるだけ少なくしてください。親がどうしても悩む場合は、「保留用」としていったん残し、後で時間ができたときにゆっくりと考えましょう。その際は、一緒に考えることが大切です。

2-4.業者への依頼するのも方法の1つ

何度言っても親が生前整理を始めてくれない・不要なものを処分してもすぐに増える・自分たちで作業できないほどの不用品がある場合は、業者へ依頼するのも方法の1つです。生前整理サービスや不用品の回収・処分を行う業者は、顧客に寄り添ったサービスをしてくれます。親身になって考えてくれるので、生前整理を前向きに進めることができるでしょう。

3.親の生前整理~業者へ依頼する方法

それでは、生前整理を業者へ依頼する方法とポイントを解説します。

3-1.親身になってくれる業者を選ぶ

生前整理や遺品整理が注目される中、サービスを提供している業者が増えてきました。中には、高額な料金を請求したり適当な作業をしたりする悪徳業者が存在しているため、優良業者と悪徳業者を見極めるためのポイントを押さえることが大切です。以下に、押さえておきたい業者選びのポイントをいくつかピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

  • 親身になって考え、相談に乗ってくれるか
  • 生前整理や遺品整理などの知識と実績が豊富か
  • 古物商や産業廃棄物収集運搬許可を取得しているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
  • 買取サービスも実施しているか
  • 低費用かつ高品質なサービスが受けられるか

埼玉県を中心に関東地方で不用品の買取・回収サービスを行っている関東家電リサイクル問屋では、部屋の片付けや遺品整理サービスも提供しています。要らなくなった家電類の高価買取や回収も可能なので、買取不可になっても手間と時間をかけず手放すことができるでしょう。ぜひ1度お問い合わせください。

3-2.スピーディーな整理・処分ができる

プロの業者へ依頼する大きなメリットは、生前整理がスピーディーに進められることです。自分たちで行うと、ゴミの分類から不用品の処分までしなければなりません。不用品の量がたくさんあるほど、時間と手間がかかってしまいます。また、親と離れて生活している人は、整理のために時間をかけて通い続けなければなりません。しかし、業者へ依頼すれば、自分と親の代わりに作業してくれるので、時間と手間をかけずに生前整理ができます。不用品もまとめて処分可能です。

3-3.業者へ依頼する流れをチェック!

業者へ生前整理または不用品の処分を依頼する流れを説明します。

  1. ホームページまたは電話等から無料見積もりを依頼する
  2. 希望日に部屋の状態を確認し、具体的な見積もりを確認する
  3. 最終見積書に納得し契約→作業開始(作業前に、必要なものと要らないもののヒアリングを行う)要らないものを回収してもらい、最後に料金を支払って完了

具体的な流れは業者によって異なるため、事前の確認が必要です。疑問点や分からないところがあれば、依頼前に尋ねてください。その際に、業者スタッフが丁寧に分かりやすく説明してくれるかもチェックしましょう。

3-4.費用は間取りで大きく異なる

生前整理の費用は、間取りや不用品の量によって大きく異なります。業者によって多少の差はありますが、目安の費用は以下のとおりです。

  • 1K:30,000円~
  • 1DK:55,000円~
  • 1LDK:80,000円~
  • 2DK:100,000円~
  • 2LDK:140,000円~
  • 3DK:160,000円~
  • 3LDK:200,000円~

また、不用品を処分する場合、1点あたり3,000~5,000円が目安です。生前整理の場合は、不用品が大量に出るケースがほとんどなので、1点ずつ処分するよりもまとめて処分したほうが手間と時間がかからず、お得に処分できることもあります。

4.親の生前整理に関してよくある質問

親の生前整理に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.生前整理をうまく進めるコツは?
A.親を説得させても、生前整理の進め方を間違えるとやる気が途中でなくなってしまいます。やる気のモチベーションを維持し続けるために、小さなものから少しずつ整理することが大切です。今日は思い出の品、明日は財産関係など、親や自分たちに負担にならないスケジュールで生前整理を進めましょう。

Q.エンディングノートとは?
A.残された家族に対して伝えたいことを、生きている間に記しておくメモのことです。たとえば、お墓や葬式関連・延命治療や介護・重要書類の保管場所・各種手続きの解約方法などを書き込みます。エンディングノートにまとめることで、親自身が伝えたいことを家族で共有できるのです。

Q.生前整理を成功させるために気をつけておきたいことは?
A.親の意見や願望を無視することです。「なかなか片付けをしようとしない」「整理してもすぐに散らかす」ような状態が続くとイライラしてしまいがちですが、辛抱強く付き合っていきましょう。どうすれば親が前向きに整理できるのか考えて、気持ちに寄り添ってください。また、自分にとってキレイな部屋にするのではなく、親が使いやすい部屋・分かりやすい部屋にすることが大切です。親とのコミュニケーションを大切にしましょう。

Q.残すものを収納する際のポイントは?
A.親の目線ぐらいの高さなど、安全な場所に収納することです。身のまわりにあるものが危険な場所に収納されていると、地震等の災害が起きたときに落下しケガをする恐れがあります。実際、手が届かない場所の荷物を取ろうとしてぎっくり腰になったというケースもたくさんあるのです。親が安全に生活できるように、残すものの収納場所にも気を使ってください。

Q.処分費用を節約するコツは?
A.買い取ってもらえるものはすべて売ることです。不用品の中には、中古市場で価値があり、高く売れるものがあります。売れるものは買取に出したほうが、処分費用を安く抑えることができるのでおすすめです。不用品を処分する際は、買取サービスも行っている業者へ依頼しましょう。

まとめ

親に生前整理をすすめる場合は、言葉選びに十分注意しなければなりません。生前整理と聞くと、死を連想させるため、言葉を誤ると親との関係が悪化してしまいます。親が生前整理をポジティブな作業だと捉えられるよう、前向きな言葉をかけていきましょう。また、協力しながら生前整理を進めることも大切なポイントです。どうしても自分たちでうまくいかない場合は、業者へ依頼するのも選択肢の1つとなります。業者へ依頼する際は、生前整理・遺品整理や不用品の回収実績がある業者を選んでください。


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