不法投棄で課せられる罰則は? 発見したときの対処法も一挙公開!


「不法投棄をするとどのような罰則が科せられるのか?」「不法投棄を見つけてしまったときはどうすればよいのか知りたい」とお考えではありませんか? 不法投棄は悪いことと分かっていても、具体的にどのような行為が不法投棄に当たり、罰則の対象になるのか知らない人は多いでしょう。

この記事では、不法投棄の事例や発見したときの対処法について詳しくご紹介します。

  1. 不法投棄とは?
  2. 不法投棄の事例を紹介
  3. 不法投棄を発見したときの対処法
  4. 不法投棄に関するよくある質問

この記事を読むことで、不法投棄に対して実際に科せられた罰則や、不法投棄をなくすためにできることなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.不法投棄とは?

まずは、不法投棄とはどのような行為のことをいうのか解説しましょう。

1-1.法令に違反して廃棄物を投棄すること

不法投棄とは、定められた法令に違反して廃棄物を投棄する行為のことです。廃棄物を処分する際は、廃棄物処理法という法律に従って行う必要があります。ここでいう「廃棄物」とは、ゴミや粗大ゴミ・燃えがら・廃油・動物の死体などの不要物で、売却することができないもののことです。廃棄物処理法では、こうした廃棄物は決められた処分場に捨てる必要があるとしています。山の中や海・川・道路・空き地などに廃棄物を捨てることは不法投棄に該当し、罰則の対象になるのです。

1-2.不法投棄の罰則は重い

不法投棄の罰則は重く、たとえ未遂であっても処罰の対象になります。通常の不法投棄では5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金が科せられることになるのです。法人による不法投棄の場合はさらに罰則が重く、3億円以下の罰金に処せられます。さらに、実際に不法投棄をしていなくても、不法投棄を目的として廃棄物の収集や運搬を行っただけで処罰されることになるのです。

1-3.業者が勝手に不法投棄した場合、依頼主が責任に問われることも

不用品の回収を依頼した不用品回収業者が悪徳業者で、回収した不用品を不法投棄しているケースもあります。この場合、たとえ依頼主がその事実を知らなくても、依頼主が責任を問われ、処罰の対象になることがあるのです。

2.不法投棄の事例を紹介

実際にあった不法投棄の例をいくつかご紹介しましょう。

2-1.日本最大規模と呼ばれる不法投棄事件

国内最大規模と呼ばれる不法投棄事件は、香川県豊島で発生しました。1970年代後半から1990年代にかけて、廃棄物処理業者が90万トン以上の廃棄物を投棄していた事件です。地下水や土壌が汚染され、住民に健康被害をもたらすなどの大きな被害を与えました。処理業者には50万円の罰金と10か月の懲役が課せられ、住民に対して数千万円もの保証金が支払われたのです。倒産した処理業者に代わり、県が多大な費用をかけて廃棄物の撤去を行いました。

2-2.建設系の不法投棄事件も多い

不法投棄の傾向としては、建設系の業者による事件が多いのも特徴です。建設業者や解体業者が廃棄物の処理を依頼した無許可業者が、木くずやコンクリートを山林に不法投棄した例も少なくありません。いずれの事件もコスト削減を目的としたもので、無許可であることを知りながら依頼したケースもあるのです。

2-3.残飯を捨てて逮捕された例も

人気うどん店が3年以上にわたり、残飯を公園に捨てていた事例もあります。店主は「鳥にエサをあげていた」と発言していますが、公園管理者への威力業務妨害として逮捕されました。このように、残飯であっても、不当にゴミを捨てることは不法投棄として処罰の対象になるのです。

3.不法投棄を発見したときの対処法

不法投棄を発見したときはどう対処すればよいのでしょうか。通報先や通報する内容・注意点などをまとめました。

3-1.警察か自治体に連絡を

実際に不法投棄している現場を目撃したときは、警察に通報しましょう。直接注意すると危険が及ぶ可能性があるため、警察に任せるようにしてください。現場を目撃したわけではない場合は、基本的に自治体への連絡となります。地域振興課や廃棄物・清掃部局など、自治体によって窓口が設けられているため、確認してみるとよいでしょう。

3-2.通報したときに聞かれること

不法投棄を通報する際は、以下のようなことを確認されます。

  • 通報者の氏名・住所・連絡先
  • 何が捨てられているのか
  • どこに捨てられているのか
  • いつから捨てられているのか
  • どのくらいの量が捨てられているのか

4.不法投棄に関するよくある質問

「不法投棄について詳しく知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.不法投棄はどのような問題を招くのでしょうか?
A.土壌や水質を汚染し、公害を引き起こす原因になることも考えられます。また、不法投棄された場所を原状回復するために、多大な費用がかかることも大きな問題でしょう。

Q.誰が不法投棄したのか、どうやって発覚することが多いのですか?
A.廃棄物の中から個人情報が分かるものが出てくる場合や、監視カメラ・パトロールによって特定される場合が多くなっています。

Q.私有地に不法投棄されないようにするには、どのような対策が必要でしょうか?
A.管理が行き届いていないと不法投棄の場所として選ばれることが多いため、きちんと管理しておくことが大切です。土地の周囲に柵を設置する・草が伸び放題の状態にしないなどの対策をしておきましょう。

Q.企業による不法投棄は、何が理由で起こるのですか?
A.産業廃棄物の処理費用を工面できないこと・悪質な廃棄物処理業者を見極められないことなどが大きな原因でしょう。

Q.不法投棄を予防するために、廃棄物処理業者を選ぶ際は何をポイントにすればよいですか?
A.豊富な実績があるか・廃棄物収集運搬業の許可を得ているか・費用は相場の範囲内かなどをチェックするとよいでしょう。

まとめ

不法投棄の罰則や事例・発見したときの対処法などを詳しくご紹介しました。不法投棄は犯罪であり、たとえ自分が知らない場所で起きたとしても処罰の対象になる場合があります。不法投棄をなくすために知っておくべきことは何なのか、ぜひこの記事を参考にしてください。


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