空き家の片付け方法を一挙公開! 不用品はどう処分するのがお得?
「空き家を片付けるにはどうしたらよいのか?」「大量の不用品を処分する方法を知りたい」とお悩みではありませんか? 「両親が亡くなった」「施設に入所した」などの理由で実家が空き家になった場合、早めに片付けをしなければならないケースもあると思います。しかし、空き家の片付けには大変な時間と労力がかかるのです。スムーズに片付けるには一体どうしたらよいのでしょうか。
この記事では、空き家を片付ける方法や片付けで出た不用品の処分方法・片付けを業者に依頼する流れなどを詳しくご紹介します。
- 空き家を片付けるべき理由は?
- 空き家の片付け方法を紹介
- 空き家の片付けで出た不用品の処分方法
- 空き家の片付けを業者に依頼するという選択肢も
- 空き家の片付けに関するよくある質問
この記事を読むことで、空き家をスムーズに片付けるポイントや、片付け業者の選び方などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.空き家を片付けるべき理由は?
まずは、空き家を片付けるべき理由にはどのようなものがあるかをご紹介しましょう。
1-1.倒壊する危険がある
かなり古くなった空き家を放置すると倒壊する恐れが出てくるでしょう。家は定期的な換気や適切な管理がされていないと傷みます。人が住んでいない家が劣化するスピードは非常に速く、あっという間に耐久性を失ってしまうのです。そうなると、地震や台風などの影響を受けて倒壊してしまう可能性があります。
1-2.不衛生
空き家は衛生上の問題を引き起こす原因にもなります。ゴミを放置することで悪臭や害虫が発生し、非常に不衛生な状態になってしまうのです。また、野良猫や野良犬などが住み着き、近隣住民に多大な迷惑をかけることにもなりかねません。
1-3.景観や治安が悪くなる
老朽化した建物や荒れ果てた庭は景観を悪くします。ゴミを不法投棄されたりホームレスが住み着いたりすることも珍しくありません。また、空き家は犯罪の現場としても狙われやすいため、地域の治安が悪くなる原因にもなるのです。
2.空き家の片付け方法を紹介
空き家の片付け方法を詳しくご紹介しましょう。
2-1.まずは計画を立てる
空き家の片付けは大変な作業になるため、まずはしっかり計画を立てることから始めましょう。そのためにも、空き家の状態を確認することが大切です。処分しなければならないものはどのくらいあるのか・自分で片付けることが可能なのかなどを確認してください。その上で作業完了まで何日くらい必要なのかを考え、具体的な作業の計画を立てることをおすすめします。
2-2.ものを仕分けする
まずは、家の中にあるものを仕分けしていきましょう。遺品整理として空き家を片付ける場合は、遺産相続に関係するものがないか必ず確認してください。形見分けするものや手元に残したいもの・処分するものなど細かく仕分けしておくとよいでしょう。
2-3.不用品を処分する
次に、不用品を処分しましょう。どのような方法で処分するかは、そのときの状況や不用品の状態で決めるのがおすすめです。不用品の処分方法には以下のようなものがあります。詳しくは次項でご紹介するのでそれぞれのメリットとデメリットを理解した上で選ぶとよいでしょう。
- 自治体のゴミ回収を利用する
- 不用品回収業者に依頼する
- 買取に出す
2-4.部屋を清掃する
不用品を運び出したら、部屋を清掃します。ホコリやカビが充満している可能性があるため、マスクやゴミ手袋を着用して換気しながら行いましょう。自分で清掃するのが難しい場合は、ハウスクリーニング業者などに依頼するのがおすすめです。
3.空き家の片付けで出た不用品の処分方法
空き家の片付けで出た不用品の処分方法について詳しくご紹介します。
3-1.自治体のゴミ回収を利用する
自治体のゴミ回収を利用して不用品を処分する場合は、各自治体のルールを事前に確認しておきましょう。ゴミの分類や出し方は自治体ごとに違いがあります。特に、粗大ゴミは事前の申し込みが必要になるので注意してください。相手が自治体という安心感があること・費用が安いことなどがメリットですが、ゴミの回収日が決められているため、自分のタイミングで捨てることはできません。
3-2.不用品回収業者に依頼する
処分したい不用品が大量にある場合や、自分で片付けるのが難しい場合などは、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。日時を指定できること・自分で分別や運搬をせずに済むことがメリットでしょう。中には買取サービスを行っている業者もあるため、お得に不用品を処分できる可能性があります。
3-3.買取に出す
不用品の中でも比較的状態がよく、捨てるにはもったいないものもあると思います。そういったものは買取に出してお得に処分しましょう。使用年数の短いものや汚れ・傷が目立たないもの・壊れていないもの・有名メーカーのものなどは買取対象になる可能性が高くなります。
4.空き家の片付けを業者に依頼するという選択肢も
空き家の片付けを専門業者に依頼する方法もあります。業者選びのポイントや依頼までの流れなどをまとめました。
4-1.信頼できる業者を選ぶことが大切
空き家の片付けを依頼できる業者は全国にたくさんありますが、その中でも信頼できる優良な業者を選ぶことが大切です。以下のポイントをチェックして選ぶとよいでしょう。
- 豊富な実績があるか
- 料金体系は明確か
- 無料見積もりを受け付けているか
- 必要な許可を取得しているか
- 見積書に不明確な点はないか
4-2.まずは無料見積もりを
空き家の片付けを業者に依頼する際は、まず無料見積もりを依頼しましょう。その内容に納得できたら現地で正式な見積もりを出してもらい、作業日時を決める流れになるのが一般的な流れです。
4-3.不用品の買取もしてくれる業者がおすすめ
不用品の回収だけでなく、買取にも対応している業者を利用するのがおすすめです。状態のよい不用品ならば買取・状態の悪い不用品ならば回収してもらえます。1回で確実に不用品を処分できるため、急いでいる場合や効率的に片付けを終えたい人は利用してみるとよいでしょう。
5.空き家の片付けに関するよくある質問
「空き家を片付けたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.家の中にあるものをそのままにして空き家を解体することはできないのでしょうか?
A.建設リサイクル法によって禁止されています。必ず建物の解体前に家の中にあるものを撤去しなければなりません。
Q.遺品整理として空き家の片付けを依頼することは可能でしょうか?
A.関東家電リサイクル問屋では、遺品整理も受け付けています。こちらから無料見積もりを依頼できるのでチェックしてみるとよいでしょう。
Q.空き家の片付けを業者に依頼した場合、費用はどのくらいかかりますか?
A.1LDKで7万~20万円前後が相場です。複数の業者に無料見積もりを依頼し、内容を比較してみるとよいでしょう。
Q.不用品を買取に出す際、やるべきことは何ですか?
A.きれいに掃除をし、付属品をそろえて買取に出すとよいでしょう。家電の場合は、正常に動作するか確認してください。
Q.空き家の片付けを業者に依頼するメリットは何ですか?
A.手間や時間をかけずに済む・不用品を適切な方法で処分できる・遠方に住んでいても依頼できるなどのメリットがあります。
まとめ
空き家を片付ける方法や片付けで出た不用品の処分方法などを詳しくご紹介しました。空き家の片付けには大変な労力が必要になるため、業者に依頼することも検討すべきです。ぜひこの記事を参考に、空き家の片付けをスムーズに終えてください。