テレビを1円でも高く売る方法は? 必ず押さえるべきポイントを解説!
「不要になったテレビを売りたいので、1円でも高く売る方法を知りたい」とお考えではないでしょうか? 不要になったテレビでも、まだ中古品として十分に使えるものはできるだけ高く売りたいですよね。そのためには、どんな条件のテレビが高く売れるのか、どんなポイントを押さえて売るとよいかなどを知りたいことでしょう。
そこで今回は、テレビを高く売るポイントについて詳しく解説します。
- テレビにはどんな種類がある?
- 高く売れるテレビの条件は?
- テレビを高く売るためのポイント
- テレビを買取に出す方法
- テレビを手放すときの注意点
- 不要なテレビは関東家電リサイクル問屋に売ろう
- テレビを高く売るポイントに関するよくある質問
この記事を読むことで、テレビを高く売るコツや注意点などがよく分かります。
1.テレビにはどんな種類がある?
最初に、テレビの主な種類について見ていきましょう。
1-1.液晶テレビ
現在、テレビの主流となっているのが液晶テレビです。液晶モニターを採用し、薄型で設置場所を取らないことや、安価に入手できることなどから、人気が高くなっています。また、消費電力が少ないことから、光熱費の節約にも効果的です。一方、機種によっては視野角が狭く、斜めの角度から見づらいものもあります。さらに、ドット抜けが発生することなどもデメリットです。
1-2.プラズマテレビ
プラズマテレビは、プラズマモニターを採用したテレビです。色再現性や応答速度に優れ、美しく臨場感のある映像を楽しむことができます。たとえば、スポーツ観戦などを楽しみたいのなら、プラズマテレビのメリットを実感できることでしょう。プラズマテレビのデメリットには、消費電力が大きいこと、画面に画像が焼き付く場合があること、画面の小型化が難しいことなどがあります。
1-3.有機ELテレビ
有機ELテレビは、有機ELモニターを採用し、コントラストに優れた画像が魅力的なテレビです。特に黒色の発色がよく、全体的に引き締まった美しい画像や映像を楽しむことができます。また、軽量化が可能、視野角が広いといった点もメリットです。一方、価格が高い、消費電力が高く光熱費がかかる、画面が焼き付きを起こしやすいなどのデメリットもあります。
1-4.ブラウン管テレビ
ブラウン管テレビは、アナログ放送の全盛期に主流だったテレビです。ブラウン管モニターを採用しており、全体的に大きさや重量があります。ハイビジョン放送に対応した高精細表示が可能なタイプもありますが、奥行きのある設置スペースが必要になることなどから、中古需要が少ないのが現状です。そのため、ブラウン管テレビは、買取だけでなく引取処分も依頼できない業者もあるので注意してください。
1-5.そのほかのテレビ
そのほかにも、以下のようなテレビがあります。
- 浴室用埋め込みテレビ
- ポータブルテレビ
- 車載用テレビ
上記のテレビは、いずれも液晶テレビかつ小型であることが特徴です。
2.高く売れるテレビの条件は?
高く売れるテレビの条件を、詳しく見ていきましょう。
2-1.有名メーカー品
高く売れるテレビの条件として、有名メーカー品であることが挙げられます。たとえば、以下のようなメーカーのテレビです。
- パナソニック
- ソニー
- 日立
- 三菱電機
- シャープ
- 東芝
有名メーカー品は、安心感があることから中古市場での人気が高く、安定した需要が見込めるため、高く買取してもらいやすいといえます。
2-2.高性能・高機能モデル
高性能・高機能モデルも、高く買取してもらえるテレビの条件です。中古テレビを求める人は、なるべく高性能・高機能モデルを探す傾向があります。実際に、同じ価格であれば、より高性能・高機能なモデルが選ばれることから、業者がこぞって買取を強化しているのです。一般的には、購入時の価格が高価なほど、また、年式が新しいほど、高性能・高機能モデルになります。
2-3.大画面モデル
テレビの買取では、大画面モデルが有利になります。大画面モデルは新品だと高価なことが多いため、中古品の需要が高いからです。目安としては、40インチ以上のモデルになります。大画面モデルのテレビは、一般家庭用以外にも、病院や施設などの共用スペース用にも安定した需要があることも、高く売れる理由です。
2-4.不具合や故障がない
高く売れるテレビの条件として、不具合や故障がないことも挙げられます。中古テレビを求める人は、購入後すぐ使えることを条件に探しているからです。実際に、限定モデルやマニア人気の高い機種を除き、不具合や故障があるテレビは、中古市場でほとんど引き合いがありません。そのため、業者では、不具合や故障がないものを買取条件の基本としています。業者によっては、軽い不具合程度なら自社の整備工場で調整して再販している例もありますが、数が少ないのが現状です。
2-5.外観に目立つ汚れ・傷・破損・ひどい臭いがない
外観に目立つ汚れ・傷・破損・ひどい臭いがないことも、高く売れるテレビの条件です。汚れ・傷・破損は、軽いものならテレビの使用に直接影響するものではありません。しかし、実際には、中古市場において大きなマイナスポイントとなり、引き合いが少なくなっています。テレビはインテリアの一部ともいえることから、外観の美しさも重要なポイントになるからです。なお、最近では禁煙化が進み、タバコの臭いが付着したテレビも不人気の理由になっています。
2-6.購入時の付属品が揃っている
購入時の付属品が揃っているテレビも、高く買取してもらいやすくなります。テレビの主な付属品は、以下を参考にしてください。
- リモコン
- AC電源と電源コード
- B-CASカード
- 各種接続ケーブル
- 専用スタンド
- 調整用工具
- 使用説明書
- 保証書
- 外箱
なお、実際にどんな付属品があるかについては、機種によって異なります。詳しくは、テレビの使用説明書やメーカーのホームページなどを確認してください。
3.テレビを高く売るためのポイント
テレビを高く売るために押さえておくべきポイントを、詳しくご紹介します。
3-1.外観をキレイにクリーニングしておく
テレビを高く売るためには、外観をキレイにクリーニングしておくことが基本です。テレビには、ホコリや手あか・小さな虫の死がいなど、さまざまな汚れが付着しています。なるべくキレイにクリーニングすることで、業者がクリーニングする手間が省ける、大切に扱っていた印象が強くなるなどの点から、有利に査定してもらうことが可能です。多少汚れていても、テレビの機能や性能に大きく影響することはありません。しかし、汚れているテレビは、中古市場で人気がなく、査定金額が安くなってしまいます。テレビの使用説明書やメーカーのホームページなどを参考に、正しい方法でクリーニングしておきましょう。
3-2.購入時の付属品をなるべく揃えておく
テレビを高く売るためには、購入時の付属品をなるべく揃えておくことが大切です。付属品が多く揃っているほど、査定金額のアップにつながります。具体的な付属品については、この記事の「2-6.購入時の付属品が揃っている」を参考にしてください。テレビの保証書や使用説明書などは、テレビと離れた場所にしまってあることも多いので、家の中を隅々までチェックしてみるとよいでしょう。
3-3.不要になった時点ですぐに売る
不要になった時点ですぐに売ることも、テレビを高く売るポイントです。テレビは、年々新しいモデルが発売されます。すると、不要になったテレビが旧式となり、買取価格が低くなってしまうからです。一般的には、年式が新しいモデルのほうが高く売れます。そのため、不要になった時点ですぐに売ることがベストなのです。
3-4.テレビの買取を強化している業者に売る
テレビの買取を強化している業者に売ることも、重要なポイントになります。テレビの買取価格は、同じ条件・タイミングで査定に出しても、業者によってまちまちです。そのため、好条件が揃ったテレビでも、業者によっては低い査定金額を提示されることもあるでしょう。なるべく高く買取してもらうためにも、テレビの買取を強化している業者を選ぶことが大切です。
4.テレビを買取に出す方法
不要になったテレビを買取に出すには、どんな方法があるか見ていきましょう。
4-1.中古家電買取専門業者に売る
中古家電買取専門業者では、不要になったテレビを買取しています。テレビのメーカー・機種共に取り扱いが豊富で、専門知識に基づいた査定を受けることが可能です。また、テレビ以外の家電の買取も依頼できます。買取を希望する場合は、業者に連絡して査定を受けましょう。提示価格に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。なお、買取専門となるため、万が一買取不可の場合は、引取処分も依頼できません。
4-2.リサイクルショップに売る
リサイクルショップでも、不要になったテレビを買取しています。買取を希望する場合は、リサイクルショップの店頭に持ち込むなどの方法で査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、そのままテレビを引き渡して代金を受け取ってください。リサイクルショップでは、テレビ以外のあらゆる不用品の買取も依頼できます。なお、リサイクルショップも買取が主体になり、買取不可の場合は引取処分も依頼できないことがあるので注意しましょう。
4-3.不用品回収業者に売る
不要になったテレビは、不用品回収業者に売るのも一つの方法です。買取を希望する場合は、業者に連絡して査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。不用品回収業者では、テレビ以外のあらゆる不用品の買取と引取処分を同時に依頼できます。また、万が一、テレビが買取不可になった場合でも、そのまま引取処分を依頼できて便利です。ただし、引取処分になった場合は、別途回収費用がかかることがあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
4-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する
ネットオークションやフリマアプリに出品し、テレビを売ることも可能です。普段からネットでのやり取りに慣れていて、実際に出品したことがある人は、検討してみるとよいでしょう。タイミングによっては、思わぬ高値落札や早期落札が期待できます。また、自分が売りたい価格を設定できるのもメリットです。反面、タイミングによってはなかなか落札されない、こん包や配送が面倒などのデメリットもあります。手間や時間がかかってもできるだけ高く売りたい人に向く方法です。
5.テレビを手放すときの注意点
テレビを手放すときには、どんな点に注意すべきか解説します。
5-1.個人情報を削除する
テレビを手放すときは、個人情報を削除することを忘れてはいけません。多くの場合、テレビを初期化することで、工場出荷時の状態に戻すことができ、個人情報を削除できます。テレビを初期化する方法については、テレビの使用説明書もしくはメーカーのホームページを確認してください。なお、HDD内蔵モデルについては、別途録画データの移行と削除が必要になることがあるので、併せて確認しておきましょう。
5-2.メーカーのユーザー登録を解除する
メーカーのユーザー登録をしている場合は、思わぬところで個人情報が流出する可能性があるため、忘れずに削除しておきましょう。メーカーのユーザー登録は、テレビのオーナーとしてサポート情報などの有益な情報を受け取るためのものです。しかし、テレビを手放した後は、不要になります。特に、譲ったり買取に出したりする場合は、次の所有者のためにも、必ず削除しておきましょう。
5-3.B-CASカードの登録情報を削除する
テレビを手放す前に、B-CASカードの登録情報を削除する必要があるか、確認しておきましょう。B-CASカードは、テレビでデジタル放送を受信するために必要なものです。しかし、テレビを手放すのと同時に不要になることから、個人情報などを登録してある場合は削除しておきましょう。B-CASカードの登録情報を削除する方法は、こちらをご覧ください。
5-4.CATV専用カードを抜き取る
ケーブルテレビを契約・視聴していた場合は、CATV専用カードを抜き取ることも忘れないでください。テレビを買い替える場合は、新たなテレビで引き続き必要になります。CATV専用カードは、ケーブルテレビを契約している証拠であり、第三者に譲渡することはできません。解約などでCATV専用カードが不要になったときは、契約しているケーブルテレビ会社に返却してください。
6.不要なテレビは関東家電リサイクル問屋に売ろう
不要なテレビは、関東家電リサイクル問屋に売るのがおすすめです。
6-1.テレビの買取実績が豊富
関東家電リサイクル問屋は、テレビの買取実績が豊富にあります。高い専門知識と経験により、テレビの状態をきちんとチェックし、中古市場での需要も参考にして丁寧に査定してもらうことが可能です。また、買取実績が豊富な時点で、多くの人から選ばれ、依頼され続けてきた証拠といえるでしょう。テレビの取り扱いにも慣れていることから、安心して買取を依頼できます。
6-2.都合のよい日時と場所で回収してもらえる
関東家電リサイクル問屋では、都合のよい日時と場所で回収してもらえるのも大きなメリットになります。テレビは大きさや重さがあるため、自分で運ぶのが大変です。無理をして運ぶと、破損してしまう可能性があります。その点、関東家電リサイクル問屋では、都合のよい日時と場所を指定して回収してもらえるため、自分で運ぶ手間がかかりません。忙しい人にとっても、好都合といえます。
6-3.テレビ以外の不用品も買取してもらえる
テレビ以外の不用品を買取してもらえるのも、関東家電リサイクル問屋を利用するのがおすすめな理由です。たとえば、断捨離や引っ越し・遺品整理などでは、テレビ以外にもさまざまな不用品が出ます。関東家電リサイクル問屋では、リサイクルできるものをまとめて買取してもらえるので、片付ける労力や時間の節約になりおすすめです。
6-4.万が一買取不可でも引取処分を依頼できる
関東家電リサイクル問屋では、テレビが万が一買取不可になってもそのまま引取処分を依頼できるため、二度手間になりません。たとえば、買取専門業者などに依頼した場合、買取不可になると取り引きが中止となり、そのほかの方法での処分を考える必要があります。その点、関東家電リサイクル問屋では、買取と引取処分の両方を行っているので便利です。なお、テレビが引取処分になった場合は、別途処分費用がかかることがあるので確認してください。
6-5.回収後のテレビを適切な方法でリサイクルしてもらえる
関東家電リサイクル問屋にテレビの買取を依頼すると、適切な方法でリサイクルしてもらえるのもメリットになります。買取になったものは、基本的に再販して新たな持ち主を探してもらうことが可能です。また、買取不可で引取処分になったテレビも、再生資源や再生燃料などとして有効活用してもらえます。悪質業者のように山林などに不法投棄される心配がなく、安心です。
7.テレビを高く売るポイントに関するよくある質問
最後に、テレビを高く売るポイントに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.テレビをクリーニングするときの注意点は?
A.使用説明書やメーカーのホームページを参考にし、正しい方法でクリーニングしてください。テレビは精密機器であるため、間違った方法でクリーニングすると、不具合や故障の原因になるので注意しましょう。
Q.6か月前に査定してもらったときと同じ金額で買取してもらえる?
A.難しいでしょう。テレビの査定金額は、年式の新しさが大きなポイントになります。すでに6か月経過している場合、新製品が発売された、経年劣化によるマイナス査定につながるなどの理由で、査定当時より低い金額を提示される可能性が高いでしょう。
Q.年式が古いテレビは買取してもらえない?
A.業者によっては、買取してもらえる可能性があります。まずは、業者の査定を受けてみるとよいでしょう。ただし、年式が古いため、買取可能であっても査定金額が安くなることは否定できません。
Q.複数台のテレビを同時に売るメリットは?
A.それぞれ売るよりも、手間が1回で済む、まとめて売ることで査定金額が有利になることがある点などです。
Q.業者が提示した査定金額が想定より安い理由は?
A.以下のような理由が考えられます。
- 査定時に傷や不具合などのマイナスポイントが見つかった
- 中古市場での需要が急落した
なお、査定金額に納得できない場合は、業者に査定理由を説明してもらうとよいでしょう。信頼できる業者なら、明確な理由を挙げて分かりやすく説明してくれるはずです。
まとめ
今回は、テレビを高く売るポイントについて詳しく解説しました。テレビを高く売るには、汚れをキレイにクリーニングしておく、購入時の付属品を揃えておくなど、いくつかのポイントがあります。また、不要になった時点ですぐに売る、テレビの買取を強化している業者に売ることなども重要です。なお、不要になったテレビは不用品回収業者に売ると、都合のよい日時と場所で回収してもらえるほか、テレビ以外の不用品も同時に買取・引取処分を依頼できます。まずは、この記事を参考にして、信頼できる業者によく相談してみるとよいでしょう。