思い出の品はどう捨てる? 片付けで捨てるべきものの判断基準とは!


知らず知らずのうちに部屋は散らかっていってしまうもの。気が付いたら部屋が足の踏み場もないほど散らかってしまっているということも少なくありません。

そうなると、部屋の片付けが必要となってきますが、悩むのはゴミとゴミではないものの判断基準ですよね。どうすれば良いのか悩んだ挙げ句捨てるのを止め、結局、あまり部屋が片付かなかった……なんて経験がある方も多いでしょう。

そこで、今回は片付けの際に捨てるべきものと、捨てないものの判断基準についてお話しします。ぜひ、最後までお付き合いくださいね。

目次

  1. 捨てる判断基準はどうすればいいの?
  2. 不用品の処分方法
  3. まとめ

1.捨てる判断基準はどうすればいいの?

部屋を散らかしてしまう人と、そうでない人の最大の違いは『捨てる判断基準』でしょう。部屋を散らかしてしまう人、あるいは部屋がものであふれてしまう人は、判断基準が甘い人です。逆に部屋をキレイにたもてる人は、判断基準が厳しい人。少しでも不用と思ったものはぱっぱと処分してしまう質の人です。

しかし、人の性格というのはなかなか自分では直しづらいもの。そこで、この項では一般的な『不用品の判別基準』をご紹介しましょう。

1-1.いつか使うかもしれないは『使わない』ので捨てよう

テレビの特集などでゴミ屋敷の番組などを見ると、家主は必ず口をそろえて『いつか役に立つ』『いつか使うかもしれない』などといいますよね。この『役に立つ』『いつか使うかもしれない』という考え方が、部屋を散らかしてしまう大きな原因。ですから、いつか使うかもしれない、という評価のものはすべて捨てるべきです。

いつか、ということは今は使わないということ。つまり、あってもなくても特に困らないものです。たとえば新聞紙。掃除などで利用できて便利である一方、特に重要な使い道はありません。いつかは使えるかもしれませんが、今は必要ないものです。

『いつか』という言葉がつくものはさっさと捨てるようにしましょう。

1-2.現在、役に立っていないものは捨てよう

今現在、役に立っているものかどうかというのも判別基準になります。

たとえば、タンスやラック、本棚などが真っ先に考えるべきものです。洋服が増えたり本などが増えたりすれば役に立ちますが、洋服もないのに衣装ダンスが複数あっても邪魔なだけ。それほど本を持っていないのに本棚があっても無駄なだけです。

また、収納器具だけでなく、収納するもの自体にもいえます。洋服の中には買ってはみたものの1度も着たことがないものや、めったに着ないものがあるでしょう。本も、1度読んでからは読み返していない本があるはずです。

役に立っていない不用品はさっさと処分しましょう。

1-3.代用できるものは捨てよう

たとえば、バイクを持っていてバイクしか使用しないのに、自転車を持っているとします。それは邪魔なだけだと思いませんか? 同じ用途で使うものなら、それはただの無駄です。

1-4.思い出の品は一部を残して捨てよう

思い出の品かどうか……これは非常に難しい判断基準といえます。昔の思い出を忘れないために、たとえ場所をとるものでも捨てたくないという人が多いはず。しかし、中には場所を多くとるものも珍しくありません。

たとえば、学生時代の部活動で使っていた器具などです。思い出の残っている道具ではありますが、社会人となると使う機会は少なくなくなりますよね。

それでも、テニスやサッカー(フットサル)、バドミントンなどはレクリエーションなどで行うことがありますし、道具もあまり場所をとらないので残しても良いでしょう。しかし、野球、アメフト、ホッケーなどはほぼ確実にレクリエーションでは行わないスポーツ。さらに、器具も多くて大きいため、残しておくと部屋を圧迫してしまいます。

できるだけ残しておきたい気持ちは分かりますが、後々恋人ができたときや結婚したときに、必ず問題となってくるはずです。不和が生じないようにするためにも、処分することが重要。

しかし、そうはいっても思い出の品。捨てるのは忍びないですよね。ですから、一部を残すという手段をとるのが良いでしょう。

たとえば、野球は防具などの器具が多数あります。しかし、それを残しておくと部屋のスペースをとってしまうので、賞状やトロフィー、グローブ程度を残して、残りは処分すべきでしょう。

2.不用品の処分方法

さて、不用品との仕分けが終わったら、今度は実際に捨てる方法についてです。この項目で方法を覚えていきましょう。

2-1.自治体に回収してもらう

不用品の処分となると、真っ先に思い浮かぶのが自治体による回収。服は可燃ゴミとして、本は資源ゴミとして出すのが一般的です。しかし、中には家庭ゴミとしては捨てることができないものもあることでしょう。

たとえば家具や自転車などです。これらの家庭ゴミとして捨てられないゴミのほとんどは、粗大ゴミとして捨てることとなります。

しかし、粗大ゴミには通常の家庭ゴミと違って処分に手順が必要です。粗大ゴミを捨てたことがない方は、どうやって捨てたら良いのか分からず困ってしまうことでしょう。そこで、ここでは粗大ゴミの出し方をご紹介します。

粗大ゴミの出し方

  1. 自治体に収集を依頼します。必要となるゴミ処理券の金額や受付番号などを聞きましょう。
  2. ゴミ処理券をコンビニやスーパーなどの取扱店で購入します。処分するものによって金額が変わってきますので、間違えないように注意してください。
  3. ゴミ処理券に受付番号などの必要事項を記入しましょう。
  4. ゴミ処理券をゴミに貼り付け、回収日当日の朝に指定の場所へ運びます。

出し方は以上です。少し面倒だな、という印象があると思います。処分費用はそれほどかからないのですが、この手間と時間が大きなデメリット。

また、回収日が決められているので、最悪1週間ほどかかることもあります。忙しい方には難しい処分法ですので、ほかの方法を選びましょう。

2-2.ネットオークションを利用する

不用品はネットオークションに出品することで処分する方法もあります。

ネットオークションで売却する品としておすすめするのは、服や絵などの価値が固定されてないものです。服や家具は人の好みによって値段が変わってくるので、思わぬ高値となることもあるでしょう。

逆に、おすすめできないのが漫画や小説です。価格が完全に決まっている品なので、値段は上がりません。また、家具などもおすすめできない不用品の代表例です。家具などの重い品は送料などでお金がかかるため、苦労ばかりしてあまりお金にはなりません。

オークションは高く売れることもありますが、極端に低い値段で落札されるリスクがあります。事前にしっかりと知識を蓄え、失敗しないように望みましょう。

2-3.中古ショップに売る

中古ショップに売るというのも1つの処分法です。日本は中古売買が発達していて、いたる所に中古ショップがあります。最近ではウエディングドレスの中古店なんかもあるそうですよ。

ただし、中古ショップで最大の利益を出そうとすると、専門的なショップに売る必要が出てきます。たとえば、家具は家具系のショップ。服は古着屋。本は古本屋というようにです。

利益よりも処分の速度や楽を求めたい場合にはあまり向いていないでしょう。

2-4.不用品回収業者を利用する

粗大ゴミを含め、オークションや中古ショップなど、それぞれに共通するデメリットは『面倒』という点ですよね。忙しい方などは、なるべく手間がかからず楽に処分したいでしょう。

そのような方におすすめなのが不用品回収業者です。メリットはなんといっても『手間いらずで楽ちん』という点。

不用品回収業者は自宅まで引き取りに来てくれるだけでなく、その場で査定・回収・運搬まですべて行ってくれます。もちろん自分でこん包する必要もありませんし、運び出しを手伝う必要もありません。また、粗大ゴミやオークションとは違って面倒な手続きはなく、電話1本で依頼ができて簡単。すべての処分法の中で、1番手間がかからない方法といえるでしょう。

ただし、デメリットもいくつかあるので注意が必要です。1つ目は出張地域が限られているということ。関東地方だけ、関西地方だけ、というようにエリアで分けられています。しかし、これはエリアごとに違う業者があるのでそれほど問題ではありません。問題なのは、田舎や孤島の場合。不用品回収業者はトラックでやってくるので、山奥や孤島だと出張できないのです。出張できない場合には、宅配便を使って送る手間が出てきます。

また、悪徳業者がいるというのも注意すべき点です。最近は詐欺や押し買い、不法投棄をする業者も増えてきています。

悪徳業者の特徴としては、事務所を持たずにトラック1台でやっていること。作業着や会社のロゴがなく、私服で行っていることが挙げられます。そのような業者を選んでしまった場合には、査定だけを行ってもらい、取り引きは中止した方が無難でしょう。ちなみに、査定は基本的にお金がかかりません。査定料をごねる場合にはしっかりとした対応で拒否することが大切です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は片付けの際に捨てるものの判断基準について中心にご紹介しました。

  1. 捨てる判断基準はどうすればいいの?
  2. 不用品の処分方法
  3. まとめ

不潔な部屋のままにしておくと、急な来客があったときなどに恥をかいてしまいます。しっかりとものを捨て、部屋をキレイにしておきましょう。


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