ポータブル電源は買いなのか?買って後悔しないための知っておくべき最低限の事!


近年、災害時の非常電源やキャンプ、DIYなどで注目を集めつつあるポータブル電源を皆さんは知っていますか?安いものは数万円、高いものは50万円近くするこのポータブル電源。実際に2024年のブラックフライデーの時期に気になり、電気工事士が本気で使えるのか?どういう人が使う用に作られているのか?などを真剣に考えてみました。

電気の知識がない人、何か不安だけど買った方がいいのか?すぐに答えが知りたい。という方へ読んでいただきたい内容になっています。

このブログでは、ポータブル電源をこれから買おうと検討している人、買って後悔したくないと悩んでいる人に最適な記事になっています。買って後悔している方も、後半の方に役立つものがあるかもしれないので、すでに購入済みで後悔している方は下の方へ進んでください。

  1. ポータブル電源 後悔しないための選び方
  2. ポータブル電源を高く売るための方法
  3. ポータブル電源以外の不用品を一緒に売る方法
  4. ポータブル電源を買った後の活用法
  5. 後悔しないために知っておくべきトラブル事
  6. まとめ:関東家電リサイクル問屋に相談するメリット

以上をご紹介していきます。

1.ポータブル電源 後悔しないための選び方

購入前に考慮すべきポイント

ポータブル電源を選ぶ前に、自分がどのようにポータブル電源を使おうとしているのかイメージしてみましょう。ネットの記事やYouTubeで紹介しているポータブル電源を選んで購入してしまうと【必ず失敗します】ので、自分が使う用途に合わせた物を探すことが大切です。

ポータブル電源には選ぶ基準となるものが存在します。

  • 電源ポート、出力できる種類、量
  • バッテリー容量
  • 充電時間
  • 最大出力量

この4点は絶対におさえておきたいポイントです。

順番に解説していきます。

必要な容量を見極める方法

では最初に、ポータブル電源を選ぶときに基準となるバッテリーの容量についてご説明します。あなたは何にポータブル電源を使いたいですか?

よくいる方を参考に考えますと、
キャンプや屋外のバーベキュー、車中泊などで使いたい。

こういった方は基本的に電気を使う目的が、

  • ライト(照明)
  • 音楽や映像(スピーカーやプロジェクターなど)
  • スマホなどの家電の充電
  • 車載冷蔵庫
  • 扇風機など
  • 電気毛布やケトル(人により使うかもしれませんね)

で使う方が多いです。このような方は2000Whのモデルがおススメです。人によっては1000Whでもじゅうぶん、という方もいるでしょうが、断言します。2000Whを購入してください。後悔します。

1人で使う分には1000Whでも我慢はできるかもしれません。しかし、2人以上になった場合は2000Whでも不足する可能性があります。
こちらに使用電力の例、時間をまとめた物があったのでご紹介します。

これだけ見ている分には、1000Whでもじゅうぶん間に合う、ほとんど電気を使わないじゃないか。と思う方も多いですが、照明器具はココに書いていないですよね。どんな照明を使うかにもよりますが、照明は3w-50w程度の電力を使用します。多くの方は何も気にしないので35w前後の電力を使用することが多いです。

ポータブル電源はいくつかバッテリー容量があるのですが、使用電力に応じどのくらいの時間使えるか目安を出してみましょう。

  • サーキュレーター×2(もしくは電気毛布1枚)約50W
  • スマホの充電1台あたり 30W
  • 電気(照明)が2つ使った場合 約40W

ここまでが最低使うものとして考えると、約120W使います。

  • 少し贅沢して車載冷蔵庫(保冷庫)を使う場合 消費の少ない保冷庫で約70W
  • パソコンでYouTubeみたり音楽を流すとして、充電で80W

全部合計で約270W使用します。

パソコンをやめてタブレットにする、スマホの充電を増やす。照明を増やす。冷蔵庫を保冷庫ではなく1ドア冷蔵庫にするなど、使う器具が変われば当然変化します。詳細は『消費電力』が何W使うのかを調べてみるといいでしょう。

バッテリー容量が256Whの場合

0.8時間しか使えません。1時間持ちません。約48分で切れます。

バッテリー容量が1070Whの場合

3.2時間持ちます。約3時間12分。夜中に使い始めると深夜、一番寒い時間に切れます。

バッテリー容量が2042Whの場合

6.1時間持ちます。6時間6分。朝方まで使える計算です。もちろん、深夜に冷蔵庫の電源を落として、パソコンも充電しない。スマホの充電もやめる。となれば長く使えるから6時間以上使えるのではないか?と思いますよね。

しかし、ポータブル電源の充電は家のコンセント、車のACソケット、太陽光のソーラーパネルの3種類があります。キャンプ場だと、家のコンセントはないからNG。車のACソケットは使えるかもしれないのでまぁアリだと思います。ソーラーパネルは高価なうえに4枚以上持っていないと1日でフル充電は不可能に近いです。なので、ポータブル電源を夜寝る前からしか使わない。という方は朝方まで持つ可能性がありますが、日が暮れてからずっと使っている状態だと夜寝る前のはバッテリー容量が下がっていますので、冷蔵庫を止める、パソコンを止めるなどしても、朝までに電力切れ、電欠する可能性が高いです。

ポータブル電源を無理なく使う、ストレスなく使うには、2042Whの物を購入し、スマホの充電、パソコンの充電、照明の使用位にとどめておかないと、電欠を起こしやすくなります。また、サーキュレーターを使う方、ホットカーペットを使う方は容量を大きくしないとすぐに電欠してしまうので、高出力のライトを使う場合などは特に注意しましょう。

使用シーン別のおすすめモデル

次は、ポータブル電源を選ぶ基準にもなる、出力ポートや最大出力についてご説明します。

まず、最大出力というのは、ポータブル電源でどれだけの家電を使えるか?という事です。ドライヤーの定格出力は1200W、もしくは1500Wとなります。ポータブル電源大手の製品で比較してみます。

Jackery Plusシリーズの定格出力量

ポータブル電源 240 New
300W
炊飯器やケトルは使えません。スマホの充電、パソコンの充電、などを4~6程度が目安。家の庭先、手軽なキャンプ程度では使いようがあります。

ポータブル電源 1000 New
1500W
炊飯器、ケトル、ドライヤーが使えるようになったサイズです。定格出力だけ考えればエアコンも1台、冷房なら2台使えるかもしれません。ただし、バッテリーが1Whしかないので、ドライヤーやエアコンなんか使うとすぐ電欠になり切れます。
アウトドア、DIYなど少し電気を使いたいって方向けです。

ポータブル電源 2000 New
2200W
よく災害用、緊急時に便利、という感じで販売されているポータブル電源の中では大型機種になります。ただし、あくまでも非常事態の電源。ないより合った方がいいけど、なくてもいいかな。というのが正直な本音です。定格出力が2200Wあるので家庭用の電化製品はほぼ何でも使う事ができます。家の中にある大型冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、オーブンやエアコンまでどんなものでもOKです。が、バッテリーが2000Whなのですぐに切れます。

ポータブル電源に過度な期待をしてはいけない

ポータブル電源は、あくまでも持ち運びができる蓄電池ということを忘れてはいけません。バッテリー容量が少ないんです。一般家庭で使用される電力は15kWh程度と言われていますし、私自身も、普通に生活するには1日あたり15~20kWhは一軒家であれば必要だと思っています。1人暮らしの方で10kWh以下でも行けるかもしれませんが、それでも窮屈に感じると思います。

東京電力で計測した2024年11月の日別電力使用量

これは、実際に2Kの家でテレビ、エアコン(暖房)、シーリングライト2個を朝から夕方まで常時使っていた実際の消費電力です。東京電力が計測しているので間違いは99%ないと思います。

まず、こちらは電気を一切使わない待機電力のみの日です。

0〜0.1kWhの間のみですので、最低限の電力しか使われていないことがわかります。テレビや冷蔵庫等の電力ですね。

つぎはこちら。

朝9時から夕方18時まで電気を使った日です。

バラつきはありますが平均1時間で0.4kWh程度使っていそうです。使う電力が1時間平均0.4×24時間なので9.6kWh使う事になります。概算なのであまり細かいことを考えないで言えば、ポータブル電源では2000Wh、つまり2KWhの容量なので約7kWh不足しています。

逆に言えば、エアコン1台(暖房で26°設定。2023年モデルのダイキン、6畳用エアコンを使用)、シーリングライト2つ、2ドア冷蔵庫150L程度、テレビを使用してこの程度必要な事がわかったので、ポータブル電源の追加バッテリー拡張パックでバッテリー容量を最大20kWhまで増やすことができますので、お金に余裕があれば、バッテリー容量を最大まで増やし、ソーラーパネルを最大枚数接続して使えば毎日9.6kWhなら使えるかもしれません。ただし、300万以上必要です。

また、重量も考えないといけません。バッテリー拡張パックは1つ20㎏。10個置けば200㎏。本体も約30㎏。相当重いので日本の木造家屋の床に置くと床が傷みます。コンクリートの床、ガレージなどが理想ですが盗まれたら終わりです。総合的に見て私は買う事をやめました。

次は発電方法。ポータブル電源を買う最大の魅力の一つはソーラーパネルで太陽光発電ですよね。この太陽光発電は曲者で、ソーラーパネル1枚では充電なんて話になりません。また、最大接続枚数が6枚。など決まっています。真夏のひなたに置いておけば2~3時間で2kWh充電可能なようですが、10個のバッテリーパック全ては充電できず、毎日使う量の方が多いので必ずすぐなくなります。冬の発電量、日陰になった場合の発電量も想定しておかないと思っていたよりも発電しない。ということになります。また、ソーラーパネルは『完全防水』ではなく、雨に濡れたらダメなので、使うたびに毎回設置する労力があります。ちなみに、10㎏程度あるので大変です。広げると乗用車1.5台分使うので広い庭も必要です。

ソーラーパネルの枚数、最大接続数、最大出力数なども考えましたが、現状ではまだ趣味使い程度のもので、被災の時に関して言えば、『発電機』の方が使いようがいいと判断しました。特に近年はカセットガスボンベを使うタイプもありますので、非常用、高出力、安定して使いたい。という場合はポータブル電源よりも発電機の方がおススメです。重さも10㎏ちょっと。価格も6万円前後と、ポータブル電源よりも安価に手に入れることができます。

2.ポータブル電源を高く売るための方法

売却前の準備とチェックリスト

ポータブル電源を購入してみたものの、売却を検討しているならば、早めの売却をおすすめします。ポータブル電源はご存じの通り電池です。電気自動車リーフそうでしたが、リチウムイオン電池などは『使わないと劣化が早まる』ので、充電して放置するのも、過放電(残量が少ないまま放置)もバッテリーを痛める原因になります。思っていたものと違い今後使わない、使わなそう。という事であれば、早めに売却をお勧めします。

実際に売るときは、本体の確認、説明書にある付属品の確認をしましょう。また、身近な電化製品でバッテリーの状態チェックもしておくといいでしょう。特にソーラーパネルは故障している方も多く見受けられますので、充電しているかどうか?というのは見ておく必要があります。売却価格を高くするために付属品、特にポータブル電源はコード類が手に入らないので欠品が無いようにしましょう。汚している方は今現在あまり見ていませんが、もし汚れているようであれば掃除はしておきましょう。

効果的な販売チャネルとは?

もしポータブル電源を売る場合、どのように売るのがいいでしょうか?

  • ネットオークション、フリマアプリ。
  • リサイクルショップへ売る。

大きくこの2つになると思います。ネットオークションやフリマアプリは売却価格が高くなる可能性がありますが、近年返品詐欺などトラブルに合う方が増えています。また、運営は基本保証や対応をしてくれないので自己責任になりますのでリスクが伴います。
リサイクルショップへ販売する場合は、買取された時点で終了となります。売却価格は低くなりますが、トラブルに巻き込まれない、すぐに換金できるという点ではかなり敷居が下がります。

また、リサイクルショップへ売却する場合は付属品、掃除、動作の確認など最低限で済みますが、自分で売る場合、ポータブル電源の写真を撮影したり、販売する商品説明を考えたり、他人よりも目立たせてアクセス数を増やす工夫が必要です。その他にも配送の方法、梱包の方法を決めなくてはいけません。ポータブル電源やモバイルバッテリーなどの類は発火の危険性がある。という事で宅配便で送れない可能性があるので事前に確認しておく必要性があります。

価格設定のコツと相場調査

次は販売価格です。基本的に2ヵ月に1回程度、ポータブル電源を販売しているAnkerやEcoFⅼow、Jackeryなどはセールを行っています。定価が高いから高く売ろう。とすると売れ残ります。あくまでも、自分が購入した金額の半額よりも少し上。くらいにしないと保証がない分売れにくいでしょう。また、中古品として販売するときにメーカーの保証が適用されないことは非常に多いです。保証が受けられる、受けられないというのは事前に説明しないとトラブルになります。

付属品の欠品、バッテリーの劣化などあれば、相応に価格を下げないと売れません。部品の欠品も数千円から数万円の出費。バッテリーの劣化があった場合は最悪ゴミなので売れない可能性が出てきます。

実際に2024/11/15日現在で販売されているポータブル電源をいくつかご紹介します。

Jackeryポータブル電源 400

という製品が販売されていますが、こちらはメーカーが34,510円。メルカリで28,900円で販売されていました。

EcoFlow ポータブル電源 DELTA 2

こちらはメーカーが71,500円(セール時)で販売されているのに対し、67,800円でメルカリで販売されていました。

Jackery ポータブル電源 1500 Pro

こちらはメルカリが220,000円で販売されていて、メーカーは199,800円でした。

このように、高いポータブル電源でもメーカーの価格よりもかなり安くしないと売れない、もしくは需要がなくなってきているので早く売らないと高く売れなくなってきているんです。

3.ポータブル電源以外の不用品を一緒に売る方法

不用品整理の進め方とポイント

ポータブル電源だけではなく、一緒に不用品も売る方が価格が高くなる場合があります。正直、今のタイミングでは遅いです。まず、ポータブル電源を買う人はキャンプやバーベキューを好む傾向が高いです。その場合、ポータブル電源だけではなく、キャンプ用品やバーベキュー用品が残っていれば一緒にセットで売ってみるのはいかがでしょうか?手ぶらから始めるキャンプセット、初心者でも楽しめる海釣りセットなどで売ることにより、ポータブル電源を買っていらなくなった不用品などもまとめて売ることができます。

まとめて売るメリットとデメリット

ポータブル電源単品と、ポータブル電源と不要になったものをまとめて売る場合、どんな事が考えられるでしょうか?メリットとしては換金が早く、手間が少ないです。しかし、デメリットとしてはポータブル電源しかいらない。付属されてくるキャンプ用品などに興味がない人もいますのでオークションサイトを利用した場合競り合わず安い価格で終わる可能性もあります。
ちょっと面倒ですが、少しでも高く売りたい。という場合はポータブル電源はポータブル電源で売り、付属のコード、できればソーラーパネルもセットでつけるといいでしょう。別で売ることもできますがまとめて売ることで付加価値を高め、初心者、初めて買う人へもアプローチができます。

4.ポータブル電源を買った後の活用法

キャンプやアウトドアでの使い方

ポータブル電源を購入した後は、実際に登山、車中泊、バーベキュー、キャンプで使用するという事をよく記事で読みますが、登山だけは実用的ではありません。なぜなら、単純に約20㎏前後あるものを持って行くメリットがないからです。しかも防水性ではないので天気が不安定な山では壊れてゴミになるリスクの方が高いのです。なので、よく使われるシーンとしては、車中泊、キャンプが一番多いですね。バーベキューも電気を使うシーンは思っているより少ないので、炎の光とバッテリーライトがあれば十分です。近年はバッテリーにUSB接続できるものがあるので、照明兼スマホ充電も可能なものもありますので知らない人はおススメです。
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車中泊ではテレビとゲーム機を接続している方もいますし、大きめのバッテリーのポータブル電源用意してライブ配信活動をされている方もいます。特に車中泊は車専用のソーラーパネルと大容量ポータブル電源(4kWh前後)を装備していればACソケットからの充電も可能で無敵ですから利用者は多いです。

実際に持ち運び、となるとスマホなどの充電、照明関係、冷蔵庫、音響設備に使う方が多く、どちらかというと娯楽色が強いです。必ずではないですが、ポータブル電源を持っていると質の悪い輩に充電させてくれなど面倒な奴に話しかけられる可能性もあるので、河川敷、誰でも入れるキャンプ施設などでポータブル電源を使うのはおススメしません。特に女性。

防災対策としての活用法

実際に最近も停電、台風などの災害時に役立つポータブル電源の利用法をご説明します。

まず、能登半島地震や東北の大地震のような大震災があった場合でも電気を失わない方法として、ソーラーパネル12枚。すべて200W出力のもの。ポータブル電源の容量は予備バッテリーも含めて14kWh以上のものを用意する。これで電気は通常と同じように使えると言っていいでしょう。但し、地震によるエアコン、冷蔵庫の故障があった場合どうにもなりません。しかし、屋根に設置する太陽光パネルと違い、地震でケーブルの切断、故障、パワーコンディショナーの故障などのリスクはまずないのがポータブル電源のいいところです。電気の知識がない素人の方でも用意しておけばどうにかなります。これが最強のプランです。

次に、停電時の活用法です。停電は早ければ数分。遅くても通常1日以内に復旧します。また、停電から復旧するときは電気の送電が不安定ですので、ブレーカーを遮断して落ち着くまで待ちことをお勧めします。何回も停電を繰り返しているうちに、冷蔵庫などの製品は壊れてしまう可能性があるからです。冷蔵庫が壊れてしまうと中の物が腐ってしまうリスクはありますが、正直冷蔵庫の中を全て捨てて買い替えても2万も3万もしないと思います。なので、冷蔵庫の中身は諦めて、スマホや照明、夏はサーキュレーター、冬はホットカーペットなど最低限の電気を使いたい。という事であれば2042kWh のモデルを1台、ソーラーパネルを200W出力を余裕があれば2枚。ダメでも1枚持っておけば数日は窮屈かもしれませんが対応することは可能かと思います。

ただし、ポータブル電源だけあればいいわけではありません。ポータブル電源を充電するソーラーパネル。車で充電するためのACソケット。スマホの充電ケーブル、充電式のLEDライト、などは普段から用意しておきましょう。ポータブル電源の種類、定格出力に応じて炊飯器、電子レンジは普段から大きなものよりも中型、小型の物を使い、非常時にも使える物が好ましいです。炊飯器の出力が750Wで、定格出力が600Wの場合、お米が炊けなくなります。電子レンジは出力500Wの物が売ってますので、500W出力であればポータブル電源で食品が温められますので便利ですよ。また、お湯を沸かすときはIHを使うとすぐに電気がなくなるのでカセットコンロを使用しましょう。

5.後悔しないために知っておくべきトラブル事例

よくある失敗とその対策

ポータブル電源の失敗でよくあるのは、発電量、定格出力、バッテリー容量になります。この3点を抑えておけば自分がどのようなポータブル電源を選べばいいのかがはっきりします。

発電量

ポータブル電源は非常事態、電源コンセントがない場所での使用を想定して買う人がほとんどです。なので、発電方法はソーラーパネルが圧倒的に多いです。ですが、ソーラーパネルの発電量は非常に少なく、2042kWhのポータブル電源をソーラーパネル1枚で充電するのは1日あってもほぼ不可能です。

まず、ソーラーパネルは天候、雲に左右されます。日差しがなければほぼ発電されません。光の角度もありますので、日中細かい調整が必要なので面倒です。しかも発電量は年々下がります。発電量も下がりますし、ポータブル電源の能力も下がっていきます。毎日フル充電していれば毎日使える、というのは不可能に近いです。

定格出力

定格出力というのは慣れない言葉ですが、どれだけたくさんの家電を一緒に使えるか?という事です。わかりやすいのは電子レンジ、温め500W。オーブントースター、800Wなど書いてありますね。あれが定格出力です。すべての電化製品に書いてあります(書いてないのは危険なので使用を控えた方がいいです)ので、ポータブル電源を買う前に使いたい家電の定格出力を計算すれば答えが出てきます。もしわからなければ、定格出力2000W以上の物を買えば家の中にある電化製品はほとんど動きます。1500Wだと、もしかしたら、動かないものがあるかもしれません。

800W以下の場合は、便利な家電は使えない。と思った方がいいです。レンジも無理、炊飯器も無理な機種があり、ケトルもホットプレートもおそらく使えません。安いポータブル電源。定価で6万円以下の場合は定格出力が低いものが多いので注意が必要です。

バッテリー容量

バッテリー容量は非常に大切です。最初にもお伝えした通り、買うなら2042Whの物を選ぶのが一番です。もし、絶対にスマホの充電しかしない、照明しかつけないなど用途を決めているならいいのですが、万が一の非常事態にも活躍してほしい。と思うのであればぜひ検討してください。540Whでは、想像されているよりもずっと早く電気がなくなります。ちなみに、うちの倉庫で作業場においてソーラーパネルで発電しているポータブル電源は、扇風機と照明1つ点灯して3時間程度で切れました。バッテリー容量は300前後だと思いますが、そのくらい早いです。

安全基準に適合したものを選ぶこと

当然ですが、安全基準をみたしたもの、アフターサービスがハッキリしていて信用ができる物を買いましょう。ポータブル電源の発火、火事のニュースは検索すると出てきます。

また、故障した場合対応が悪い、対応がいい会社はわかれますので、良く調べた方がいいです。無名メーカーの物や極端に安いもの、不具合があるジャンク品を購入するのは避けることをおすすめします。通常は充電後に過電流防止装置などがあるのですが、モバイルバッテリーで問題になったように機能しないで発火したら怖いですからね。

トラブルを未然に防ぐための注意点

ポータブル電源のトラブルを未然に防ぐために、使わない時期も定期的に放電、充電を行いましょう。扇風機でもなんでもいいのでバッテリーを使って、放電。充電をすることで電池のコンディションを整えることができます。保管方法も湿気が多いところなどにおかず、適度に涼しいところに他するようにしましょう。

まとめ:関東家電リサイクル問屋に相談するメリット

ポータブル電源、キャンプ用品などの付随する付属品の売却はリサイクルショップへ依頼してしまうのもおすすめです。ポータブル電源は中古品でも多数で回っていますが、購入後すぐに販売すると不具合があったもの、不正に入手したものと警戒されてしまいます。当店では家電の買取専門店として、ポータブル電源の買取も行っています。ポータブル電源で家の電力を賄う事はできないのか?と真剣に各メーカー、AnkerやEcoFⅼow、Jackeryなどの製品を調べていた時期もあるので、普通のリサイクルショップよりも知識も経験もある自信があります!

お電話いただければ最短即日の出張買取も可能です。ポータブル電源が得意なので、簡単な手続きで普通のリサイクルショップよりも高価買取が期待できます!

実際の買取例はこちら

可能な限り付属品を全て集めて、充電を満タンにしてお待ちください。メーカーとシリーズ名、もしくは機種、納品書をご用意していただくと非常にスムーズです。太陽光発電(ソーラーパネル)は日中の買取のみ行っています。動作が確認できない時間、夜間、曇りの日などはジャンク品としての取り扱いになるケースがございますので、腫れている日、日中に買取のご予約をして下さい。

ポータブル電源であればどのようなものでも買取可能です。ただし、安全基準不適合などの製品は除きます。付属品や製品の状態が心配な時はLINEで写真を送ってくださると的確に査定ができます。また、ポータブル電源によってはアプリと連携できる機種もありますので、アプリで連携した時の画面、残量などをスクショしていただけると助かります。ソーラーパネルだけ、の買取も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。壊れてしまったポータブル電源の回収も可能です。

ポータブル電源が目の前にある場合はお電話が早いです。
0480-21-7802までお問い合わせください。

ポータブル電源が目の前にない場合は、一度落ち着いて、LINEメールで写真を送ってください。買取価格を折り返しご連絡させて頂きます。


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