中古マンションに潜む罠!エアコン撤去費用は誰が払うの?実は小遣い稼ぎができて得する方法があります!
当店はリフォーム、不動産の売却時におけるエアコン、設備の撤去、一軒家の解体に伴うエアコンの撤去工事、買取などを行っている会社です。
その中で最近ジワリジワリと問い合わせが増えてきているマンションの売却時におけるエアコンの取り扱い方、エアコンの処分方法、取り外し工事や処分費用などについて解説します。
さらには、実は不動産業者が裏でコッソリ得している処分方法など、不動産の売買、現状渡しとは?残してもいい?残したらダメ?の判断基準など、これからマンションを買おうしている人、売却しようとしている人両方にメリットになることをご紹介します。
※当店はマンションのお引越し、売却に伴うエアコンの買取、無料回収に特化しています!
国から電気工事の許可を受けた正規のお店ですので、安心してエアコンの取り外し工事、買取などをお任せいただけます!
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煩わしいエアコンの撤去、1円もかけないで処分か、売却してお小遣い稼ぎしちゃいませんか?
1.マンションの引き渡しの時、エアコンはなくすのがルール?
実はあまり明確なルールは決まっていません。必ず置いておかないといけない。という事はありませんし、撤去しないといけないルールもありません。
不動産業者の気持ち一つ、というところもあります。実際に、夏前にマンションを売ろうとすると、不動産業者から『内見の時暑いんでエアコンは残したまま売りませんか?』という提案をされることもあります。
マンションを売るときにこれからお世話になる不動産屋からの提案なのでなんとなく納得してしまいますが、エアコンがあってもなくても売却に直結することはあまりありません。それどころか、今年の夏ご依頼いただいたお客様は夏前に売却されれば買取価格が2倍くらいだったのに、1万円以上損をされた方もいます。物件の買い取り手は10月現在まだ決まっていません。
1-1.明確なルールは決まっていないのでケースバイケース
エアコンの所有者はマンションを持っているあなたです。不動産業者ではありません。新居に設置したいと考えていれば取り外してしまえばいいし、壊れているなら処分費用がもったいない。と置いて行ってもいいし、全ては買い手との契約一つで決まります。
1-2.ルールはないけど、それでも一般的には撤去することが多い
それでも、不動産業界には『エアコンは売主が撤去する』という独自の風習があります。事実、一軒家もマンションも関係なく、基本ご依頼いただくのは住んでいた物件所有者の方で、数日後に新しい人が入居するからそれまでに工事したい。という方もいました。
まったくエアコンは関係ないですが、『居抜き物件』と言われるものをご存じですか?ラーメン屋さんが潰れて調理用品などそのまま置いてあるから次の人は開業資金が浮く。という感じのものです。
ラーメン屋さんの跡地で本屋さんをやるなら調理用品を撤去してもらわないといけないので、ラーメン屋さんにすべて撤去するように契約の時に言えますが、違う人がラーメン屋さんをそこでまたやるなら、タダで調理器具が手に入ればラッキーだから置いておいてほしい。と言いますよね。
このように、あくまでも次に住む人が欲しいか欲しくないか?というところが最大のポイントになります。
1-3.他に撤去するもの
一般的にエアコン以外に撤去しないといけない物は洗濯機や冷蔵庫、照明器具などの電化製品、テーブル、タンスなどの家具、日用品などのゴミ。簡単に表現すると自分で住んでから買い集めた物全般です。
- まだ使えるから置いておいてもいい。
- 購入後間もないからきっと欲しいだろう。
という自分目線の判断で置いていってしまうと残置物のトラブルに発展してしまう事があります。
1-4.撤去してはいけない、撤去しない物
逆に、処分してはいけないものがあります。簡単に言うと、住む前からあったものになります。
- 洗面台
- 流し、シンク、キッチン周り
- 風呂
- ドア
- インターホン
- 換気扇や天戸(シャッター)
- 玄関外にある照明
など、自分で買ったものではなく物件に付帯していたものに手を付けてはいけません。『自分が住んでから洗面台は交換したから俺のだ!』という言い方をされる方もいますが、交換しただけで洗面台という設備は物件の物なので置いていかないといけません。
2.マンションの売却時にエアコンを撤去した方がいいと言われる理由
では実際に、なぜエアコンを撤去した方がいいと言われるのでしょうか?それには理由があります。
2-1.エアコンの撤去費用を請求される場合がある
新しい家主が残置物のエアコンをそのまま利用するとは限りません。【ゴミ】と判断されれば、まだ使えるエアコンでも処分費用を請求される原因になりかねません。中古のエアコンを使いたくないという方も多いので、事前に【残す】と契約していないのであれば処分してしまった方が無難です。
また、【現状渡し】と契約している場合には『今のまま渡す』のか、自分がそこに住む前の状態。アパートなどで退去の際は『原状回復』と契約しますが、どちらの意味かをちゃんと理解しましょう。多くの場合、『原状回復』と同じ意味なのでエアコンは撤去する契約になっています。
2-2.万が一壊れていたなどトラブルがあったら修理費用を請求される可能性がある
好意で残していったエアコンですが、なにかしらの原因でエアコンが壊れていた場合、『設備不良』として修理を要求されるかもしれません。もちろん保証期間はあると思いますが、入居してすぐにトラブルがあった場合は補償費用を払う必要が出てくる可能性があります。
2-3.基本的に新しい家主が自分のを持ってくるか、新しいのを買う人が多い
根本的に、新しい家主もエアコンを持っていて、引越しの時に持ってくるかもしれませんし、新しい家なので家電を総入れ替えで新品を買う可能性があります。
エアコンも今は赤、黒などデザインがありますし、好きなメーカー、機能などもあります。また、エアコンの内部にはカビ、ホコリが溜まりやすいのであまりにも汚れていた場合などはクリーニング費用を請求されるかもしれません。
エアコンは高額家電ですが、古くなると電気代を気にする方も多いですし、新しいものを用意するかもしれない、と配慮することも大切です。
2-4.エアコンがあってもなくてもそもそも査定額は変わらないし早く売れる物ではない
最初にも触れましたが、エアコンが残っているから早く買い手が決まるか?といったらそういうわけではありません。エアコンがあるから10万円売値が高くなるわけでもありません。不動産業者や買い手からしたら『エアコンは撤去すべき残置物』と思っている方も非常に多いですので、余計なトラブルになる種になりかねませんので、ご自分で売却してお小遣い稼ぎをした方が賢い選択だと思います。
3.例外としてエアコンを残す必要がある時とは?
ここまで、エアコンは残置物、ゴミになるから処分した方がいい、とご説明してきましたが、例外的にエアコンを残さないといけない、もしくは残した方がいい場合がありますので、ご紹介します。
3-1.売主も買主もエアコンは残す方で合意している
双方がエアコンを残しておくことで合意している場合は、勝手に取り外さないで残しておきましょう。
エアコンは先ほども言いましたが高額な家電です。中古品でもいいので、残っているとありがたい。という方は実際にいます。
- 売主:処分費用がかかるなら残していきたい。
- 買主:新しく用意する必要がなく、初期設備費用を安く抑えることができる
このように両方が納得している場合は、動作保証なしでそのままマンションに残していくことが可能です。
3-2.エアコンを買主が残してほしいと言ってきている
買主の方がエアコンを残してほしい、という場合、売主が特に必要としていないのであればエアコンはマンションに残していくことが可能です。
エアコンは1台10万円超えの高額家電なので、古くてもいいから残してほしい。という方がいます。
そのような時は不動産業者にエアコンは保証しないという特記事項を加えてもらってマンションに残したままにすることも可能です。
3-3.特殊設置なエアコンは残した方がいいことが多い
マンションには【隠ぺい配管】と言われる特殊な設置の場合があります。この隠ぺい配管は取り外し工事も取付工事もどっちも大変な工事ですので、費用が割高になります。
また、古いエアコンが設置されている場合、取り外しの時に壊されてしまう方もいますので、残していけるのであればそのまま残して行ってしまう方が賢い選択です。2015年製のエアコンよりも古い場合、使用されている冷媒ガスがR410とR32と種類が違うので配管洗浄で約4万円前後費用がかかるので無駄な出費が発生します。何もしないで残して行くことがおススメです。
4.個人的にエアコンは売却してしまった方がいいと思う理由
なぜみんなエアコンは撤去した方がいいというのか?売主がエアコンを片付ける風習があるのか?不思議じゃないですか?実は理由があるんです。「常識的に考えればおかしいよ!」と思う事もあると思いますが、エアコンを残すときに契約書にエアコンについての特記事項をちゃんと書いておかないと、トラブルになり【売主】が被害を受けることになります。
今、マンションを売ろうと考えているあなたによく覚えておいてほしい内容です。ぜひ読んでみてください。
4-1.壊れてしまったエアコンの修理費用はだれが払う?
難しい話なので、すごく簡単にご説明します。
契約不適合責任
こいつが問題なんです。どういったものか?というと、簡単に言えば「買主が1年以内にエアコンが壊れたよ」と言ったら、修理費などは売主が負担すべき。という内容の契約です。
契約書にエアコンの修理費用などは書いておけば大丈夫、という人が圧倒的に多いのですが、昨今の日本。なにかあればすぐに訴える、という風潮が増えてきました。書類をしっかりつくったつもりでも、なにか抜けているものがあったら責任を負う事になるので、トラブルの種になるのであれば処分してしまった方がいいでしょう。家電量販店でもないのに、なんで1年保証とかつけないといけないのか?という事が不思議でなりません。
4-2.買い替えが必要、となった場合、だれが新しいエアコン代を支払うのか?
では、修理ができなく、新しく設置をしなければいけない。となった場合はどうなると思いますか?もし、修理ではなく新規エアコン取り付け、となった場合も売主が負担することになります。
設備不良、動作確認をしなかったという位置付けになるようです。契約の時にエアコンを残す場合は、修理費も交換費用も払わない、と明記しなければいけませんし、相手が何を言ってくるかわからないので『撤去できる物は撤去してしまう』に越したことはありません。
5.マンションのエアコン撤去費用の相場と工事内容
ひと言にエアコン工事、と言っても工事の内容、依頼する業者によって金額やサービスがバラバラになっていますので、まずはエアコンを処分するのに、いくらかかるのか?費用はどのくらいかかるのか?などを覚えていきましょう。
5-1.エアコンの処分費用(目安として家電量販店)
大手家電量販店の下請けをやっていた当店ならではの視点でお答えします。
費用としましては、取外し工事費用、出張費用、リサイクル費用などをすべて含めてなんだかんだで15,000円前後になります。よくネット上で取り外し工事費用6,000円程度~、家電リサイクル費用1,000円程度、など見ますが現実は運搬費用やらなんやら乗っかってきますので結局高くなります。
そもそも家電量販店は売って儲ける会社なのでゴミのエアコンを回収処分しないでもいいんですよね。しかも提携している下請け業者への報酬もあるので余計に安くなんてできません。家電量販店などに任せると15,000円程度かかる。と覚えておきましょう。
5-2.エアコンの設置環境で費用が変わる
エアコンは設置環境で回収費用が大きく変わります。マンションの場合は共有廊下、ベランダに設置されていることが多いのですが、いくつか注意点があります。
- 化粧カバー:マンションには多くあります。脱着で3,300円程度が相場です。
- 2段置き金具仕様の場合:上段は特に問題ないのですが、下段は取り外し費用が5,500円程度加算される場合があります。金具の処分も含めれば合計で1万円位の追加費用が相場になります。
- 隠ぺい配管:物件により変わりますが、1~2万円は追加費用が発生します。また、隠ぺい配管は素人や経験が浅い人間に工事を任せると失敗してとんでもない費用を請求される可能性があります。
- サービスバルコニー、窓枠超え:狭いエアコン専用の置き場所のようなところに設置されている場合です。多くの場合は5,500円程度が追加になります。危険な場所、高所作業になってくるともっと高額になる可能性があります。
- 天吊り:団地などに多いですが、天井に金具がくっついていて室外機がぶら下がって見える状態の事です。主に5,000~10,000円程度の追加費用がかかることが多いです。
マンションのエアコン工事の場合、こういった追加料金が発生する可能性があります。ご自身が住んでいる物件のエアコンがどのような設置工事か把握することで、無駄な費用の出費を抑えることができるでしょう。
5-3.追加のよくある電気工事
マンションの退去の時によく言われる電気工事をご紹介します。
- 電圧変更:リビングに多いです。もともと100Vのエアコン専用だったものを200Vに変更しているので、元に戻してほしい。というケースです。費用としては3,300円前後です。
- コンセント交換:電圧変更とセットで依頼されることが多いのですが、もともとのコンセントを形状が合わなかった、極端に古いから交換して使っていたという方もいらっしゃいます。費用としては3,300円程度です。
どちらも対した工事ではないのですが、電気工事業の許可を持った会社に勤める電気工事士が工事をする必要があります。仕事として行う以上電気工事士の資格だけでは役不足ですので依頼するときは業者をよく選びましょう。許可証がない業者へ依頼して火事、事故があった場合とんでもないことになります(火事の場合原因が無許可業者のせいとわかると火災保険が降りない可能性あり)。
⑥ 古いエアコン、壊れたエアコンでも買取・無料処分ができる
最後の方になりましたが、それでは実際にエアコンを売りたい、安く処分したい、という方へ、ぜひ当店へお任せいただきたいのがエアコンの買取、回収サービスです。
豊富な買取実績はもちろん、アパート、一軒家などでお引越し、売却をされるお客様から多くのご依頼をいただいています。
実は不動産業者の方からのご依頼もあり、売却を任されたお客様からエアコンは処分したいと相談されているから、買い取りしてほしい。というご依頼もあったりあします。つまり、不動産業者の方は当店のようにエアコンを買い取りしている業者を知っていて、売主さん、もしくは買主さんからいくらかの手数料をとるか、無料でエアコンの処分する権利をもらい、エアコンを売ってお小遣いを稼ぐ。という2重取りの売り上げを作っている業者さんもいます。
もちろんすべての業者ではないですが、今これを読んでしまったあなたは、無駄なお金を払ってエアコンを処分したいですか?それとも無料で処分、もしくは売って今日の外食代にしたい、と思ったりしませんか?
どうせ安いんでしょ?と思うかもしれませんが、古いエアコン3台、4台で1万円以上の買取価格をつけられることもザラにあります。買取実績、買取例を参考にしてみてください。
当店は事前見積もりの買取価格を守りますので、聞いていた情報、事前に説明したもの以外で買取当日に急な値下げ要求などは行いません。
騙されそうで怖い、不安だ。という方でも安心してご依頼いただけます。
エアコン買取実績
まとめ
最後に、契約が終わるまではエアコンを触らない方が無難です。エアコンを撤去した後に不動産屋へ依頼するのであれば問題ないのですが、エアコンが残ったまま不動産業者に依頼してしまうと『エアコンは残っている物件』と買い手が勘違いしてしまう場合があります。
エアコンは取り外してから不動産業者に売却依頼をするか、不動産業者にエアコンは〇〇日までには撤去しますので。と伝えておいて、買主にエアコンはなくなる。という事がわかる状態にした方がいいでしょう。
当店では、マンションを売却するときにエアコンを売りたい。処分したい。と言ってくださればほとんどの場合が買取が可能です!取り外し工事費用も、出張費も全部コミコミでの買取価格なので、安心してお任せいただけます。
また、マンションを買ったけど、残置物のエアコンが残っていて処分したい、という方も大歓迎です。残っているエアコンを現金に換えちゃいましょう!その場で現金買取致します!
エアコンは取り外し工事もお金かかるし、処分が高いんだよね。と思われる方が多いですが、それは10年も20年も前の話で、今はレアアースなどの高騰によりエアコンは売却ができる時代です。取り外し工事も標準設置であれば実はほとんどの買取業者が『取り外し工事費用無料!』と宣伝しています。
なんとなく高いイメージがあるエアコンの取り外し、撤去費用ですが優良業者に頼むと安く済みますし、売却してお金がもらえることもあるんです!ぜひ、マンションを売却、購入しようと思ったときにエアコンの処分で困ったらご相談ください!





