不動産投資!個人大家さん応援!電気工事のプロが教えるエアコン設置!
エアコン工事歴約18年、いつの間にかベテランの域になりました。電気工事も行政から電気工事業の許可を取得し、電気工事士の資格を手に入れ、いつの間にかリサイクルショップと電気屋さんのハイブリッドになりつつあります(笑)
今回ご紹介する内容は、そんな私が先日一人の個人で一軒家を買ってDIYや簡易リフォームで修理して、賃貸物件で収入を得たい、という個人大家の方とお話したことで、そんなこと知りたい人がいるんだ。と、思った事があったので今回記事にしようと思いご紹介していきます。
内容は、
- 電気工事
- エアコン設置
についてになります。
ぜひ、個人大家業を始めて見たいと思っている、電気やエアコン関係は困っているなどあれば、不動産業者の方でも、個人大家の方でも、一般の方でも、お気軽にご相談ください。
1.不動産投資の設備投資は最低限に抑えることが大事
電気関係の修繕、交換費用って高いですよね。実は私も過去にアパートを買って大家業をやってみようと考えた時期がありますので、お気持ちはとてもわかります。だからこそ、ハッキリいいます。
【安く済ませられるところは安く!危ないところはお金をかけてちゃんと修繕すれば大丈夫】
という事です。投資という以上、利益を出さないといけないのですが、事故があると一気に大赤字になります。電気、水、ガスは工事に不備があると大きな事故につながりますので、大切な所はしっかり修繕し、安く済ませられるところを少しでも削ることが大切です。
2.コンセントやブレーカー(分電盤)について
2-1.コンセント
コンセント(スイッチ)は、極端に古いものは交換した方がいいと思います。コンセントやスイッチにも寿命があり、ほとんどの人が交換なんてしませんが、15年程度、と言われています。実際に何件か焦げた、火花が散ったというお客さんがいるのでお金に余裕があるなら交換を進めます。なくても、写真になるような状態だと、交換してください。これは古すぎです。
2-2.分電盤
分電盤(ブレーカー)については、東京電力が数年に一回漏電検査に来ます。気になれば交換をした方がいいですし、東京電力の検査を過ぎてからでもいいと思う人はそれでも構いません。ただ、寿命があり、15年前後です。
ブレーカーの基本的な役割は、過電流の際電気を遮断する事なので、壊れていると漏電、過電流状態のまま電気が流れますので命の危険もあります。20年くらい経過しているのであれば、ブレーカーだけでも交換をお勧めします。このブレーカーの感じで20~30年程度です。分電盤まるごと交換しないでもいいので、最低限の部分だけ交換、というのも可能です。
2-3.エアコンの専用回路について
内線規程というのがあり、簡単に言えば電力を多く使う家電はブレーカーから直接電源コンセントを引っ張って作りなさい。というものです。エアコンの他にもこう火力家電というと、
- ドライヤー
- ホットプレート
- オーブンレンジ
- オーブントースター
- 炊飯器
- IHクッキングヒーター
- 食器洗い乾燥機
などが今1分以内に思いついた家電です。他にも考えればあると思います。
電子レンジ、500Wで温めると消費電力はいくつか知っていますか?約1200Wです。なので、電子レンジ、温め500Wだから消費電力は500Wという考えは間違いです。ホットプレートの消費電力を知っていますか?約1200W弱です。
この数字は、ポータブル電源で実際に数値化したものなので、ほぼ間違いないです。どのメーカーで、どの機種。と書くとメーカーから訴えられそうなので書きません。
ちなみに、エアコンの冷房は消費電力300W~650W程度でした。設定温度、今の温度、風量などにより変わりますが、ホットプレートより断然少ないです。下手すると炊飯器よりも少なかったですね。
話が逸れましたが、この内線規程でエアコンの専用回路を作らないといけません。法律、義務ではなく、『推奨』なのでなくても大丈夫っぽいのですが、多くの電気屋はコンセントがないとエアコン工事をしてくれません。なぜか?万が一出火したらまずいからです。
昔の家は今のような家電がなかったのですが、今は何をするにも電気電気です。なので、昔とは消費電力が変わります。
コンセントの位置、数が使いにくいと思った事はありませんか?あれは何十年も前に設計された『標準仕様』が原因です。このくらいコンセントがあればいいでしょ?という基準ですが、部屋の隅っこ、数も少ない、USBタイプが欲しいとか思いませんか?すべては古臭いルールにまだ従っているからなんです。
その中で、エアコンは各メーカーが『専用回路をせっちすること』と据え付け工事指南書に記載があるため、取り付け業者に【専用回路工事代】という無駄な費用を必ず払わなければいけません。
3.エアコンの設置について
3-1.エアコンの設置場所について
エアコンの室外機は、可能な限りベランダ、地面に置くようにしましょう。というのも、工事料金が高くなるからです。また、エアコンの配管をまく保護テープは寿命があり、10年するとボロボロになってきます。
エアコンの寿命が10年と言われていますが、普通なら10年以上使用することができます。今でも20年前のエアコンを使っている方がいます。
なので、手が届かない場所にエアコンの室外機を設置する場合は『化粧カバー』を取り付けるようにしましょう。化粧カバーがあることで劣化を防ぐことができます。エアコンがせっかく10年以上使えても、保護テープや断熱材がボロボロになってしまっては元も子もないので、設置後に手入れが大変。と思うところは化粧カバーをおすすめします。
3-2.中古のエアコン、新品のエアコンどっちがいい?
これは賛否両論、とはいいません。圧倒的に中古エアコンが評判悪いです。
2027年に安売りのエアコンがなくなります。
省エネ基準をクリアしていない機種、3~4万円程度の価格帯のエアコンが製造中止になるんです。全メーカー。
なので、今後新品エアコンは10万円弱が最安になると見込まれています。今でこそ、新品でも取付工事込みで6万円程度で販売している業者がいます。今後はそれがなくなります。約10万円支払って新品エアコンを取り付けるか、半額以下で購入できる中古エアコンを買うか。不動産投資をしていく中で大きな分かれ道になると思います。
エアコンは新品も中古も壊れる理由は基本同じで、
- ガス漏れ
- 基盤故障
このどちらかになります。それ以外で故障することは本当に可能性が低いです。
ガス漏れの場合は取り付けた業者の責任がほとんどです。通常1ヶ月あれば症状が出ますし、1年以内にほぼ必ず症状が出ます。
基盤故障はある日突然起こります。
家電量販店で10年保証を付けていれば、どちらも修理費用が割安で済むかもしれませんが、ネットで安売りの新品を買っている、通販サイトで買っているなどの場合、保証が曖昧だったり、保証を受けられないことも考えられます。
10年保証をつけていても完全無料で修理できない可能性がありますので、修理費用については確認をしておきましょう。
保証や修理費用、本体価格を見て新品を選ぶか、中古のエアコンを選ぶかで費用が大幅に変わるのでよく考えたいところですね。
3-3.なぜ新品エアコンが安く販売できるのか?
これもまた素人の方でよく聞かれるのですが、エアコンと言っても値段が違います。例えば、RAS-2215Tという東芝の機種ですが、このエアコンは4万円以下で買う事ができます。この他にも三菱やPanasonicで3万円代で購入することができる機種があります。もともと安売り用のエアコンなんです。卵と一緒です。安い卵あり舞うよね。でも、高い卵もありますよね?エアコンも同じです。機能が優れている、省エネ性が高いなどの理由で高い機種があります。
こだわってエアコンを買う人もいますが、多くの場合金額しか見ておらず、国産メーカーのエアコンが取付工事含めて安い!という理由で購入しますが、エアコンの本体価格を調べるとお得に見えていますが、1万円以上損をしている可能性もあります。安いものを買うのもいいですが、工事の内容、エアコンの価格などもよく確認しないと結局高い費用を払う事になります。特にエアコンの工事というのは取り付け業者から言われたら『あぁ、そんなものか』と信じてしまいませんか?不必要な工事や手抜き工事かもしれません、金額も相場より高いかもしれません。
不動産投資を行うには、信用できる電気工事店、エアコン業者がこれから先の時代絶対に不可欠になります。
3-4.工事の質や知識は大切
エアコンの工事なんて、正直言えば今はYouTubeやネットの記事で『普通の設置工事』のやり方がでています。正直、取り付けるだけならこれでいいですが、エアコンが長く使えるか?エアコンが不備なく使えるか?寿命を縮めないか?という点は別問題です。
エアコンの取付は正直誰でもできます。それだけではなく、設置場所に応じて必要な事、必要な作業が変わってきますので、どれだけ丁寧に、大事にエアコンを取り付けてくれるか?という事は非常に大切です。
4.当店の中古エアコンについて
当店で扱っているエアコン、取付工事について最後に簡単ですがご紹介します。
4-1.取付工事について
2022年から施工後のクレームが0件!ガス漏れ、水漏れ、不具合などありません!1件1件丁寧な工事をお約束します!使う材料は全てエアコン業界では1流メーカーを使用します。大手家電量販店時代から使っている材料は変わりません。ホームセンターなどで安く売られている材料がありますが、当店では使う材料、メーカーにもこだわりをもっています。
4-2.中古エアコンについて
製造10年前のエアコンを3万円代で最安販売しています。標準設置の取付工事費用、出張費が含まれています。不動産業者様、特に個人大家さんから意外と人気のエアコンで、初期設置でプレゼントして、壊れちゃったら自分で交換してね。というやり方をされている方もいるそうです。賃貸物件で短い期間しか住まないという方もこの最安エアコンを選ばれる方がいます。
製造3年以内の新しいエアコンでも55,000円前後なので、新しいエアコンか、古いエアコンか、ご予算に応じてお選びいただけます。
4-3.交換・修理のメリット
当店で購入、取付をされたエアコンについては、設置後動作確認をして不具合があった場合は可能な限り早急に交換の手配になり、同等のモデルと交換工事をさせて頂きます。夏場の暑い時期など、予期せぬトラブルがあっても翌日、翌々日には再度工事ができますので、入居者の方と大きなトラブルになる前に交換工事ができます。夏場のお盆休みでも、当店は休みではないので普段からご利用いただいている大家さん、不動産業者の方から連絡があれば翌日には取り付けに行く実績もあります。当店をよくご利用いただいている方、件数は少ないけれど、電気関連はすべて当店へ任せているよ、という方は当店にとってお客様以上の価値がありますので、どの方よりも最優先させて頂いております。
昔ながらの考え方ですが、どれだけ長く、誠実に付き合えるか?というのが当店と営業理念のひとつになります。
まとめ
いかがでしょうか?不動産投資を始めたいけど、電気工事は資格もないし、知識もないから不安だな、と思っている方が思っている以上に多かったり、エアコンが古い、もしくは設置されていない場合はどうしたらいいのかわからない。という方も中にはいらっしゃいます。当店では、約18年の営業実績から様々なケースでの工事、ご対応をさせて頂いていますので、不動産投資初めてだけど、信頼できる電気屋さんが欲しい、困った時に助けてもらえる電気屋さんが欲しい、という方の味方です。これから不動産投資をしようと考えている人も、新しく物件を買って、エアコン工事などで困っている人も、お気軽にお問い合わせください。





