2027年度以降は家庭用エアコンも対象に!?フロンガスを正しく回収して循環型社会に貢献しよう!
※ 2026年8月現在、2027年から始まると決まったわけではありません。早ければ2027年の国会で、フロン排出抑制法の義務対象に家庭用エアコンを加える改正を検討する。という段階ですので、早ければ2027年度に変化がある。と思って読んでください。
2026年現在、環境省の方で2027年度以降に家庭用のルームエアコンもガス回収が義務になる。という議論が進んでいるのをご存じでしょうか?明確に時期はかかれていませんが、2027年度以降運用を始める。という議論も出ていてそう遠くない未来に決定されると思われる法案です。
皆様ご存じの通り、既に業務用エアコン、業務用冷蔵庫などの業務用機器は使用されている冷媒、ガス回収が義務付けられております。これを破ると、即過料。つまり、逮捕か罰金刑になります。実際に関東では都内で逮捕者も出ているほどです。
近年取り外したエアコンの処分について非常に問題視されていて、それが今回明確な法律として運用されるようになります。
家庭用ルームエアコン以外にも、窓用エアコン、スポットクーラーなども対象になるのか?どのタイミングから対象になるのか?という点で今後もわかり次第情報を追記させて頂きますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- ① 家庭用ルームエアコンの不適切な処分業者にご注意ください
- ② 当店にご依頼されるメリット
- ③ 適切にフロンガスの回収をしています。
- ④ 実際に発生する家庭用エアコンのガス回収~処分までの料金について
- まとめ
① 家庭用ルームエアコンの不適切な処分業者にご注意ください
1-1 家庭用ルームエアコンの回収に必要な許認可とは?
家庭用ルームエアコンの回収に必要な資格をご紹介します。
- 電気工事登録業 (申請場所はここ)
危機管理防災部 科学保安課火薬・電気担当
郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 危機管理防災センター1階
電話:048-830-8435
ファックス:048-830-8444
こちらで許可を受けます。埼玉県庁にあります。実際に確認してみると、『エアコンの設置』・『エアコンの取り外し工事』どちらも必須とのことでした。
- 第二種冷媒フロン類取扱技術者
何種類かありますが、エアコンの冷媒ガスの充填、回収ができるという点ではこの資格かと思います。この2つの許可を持っている業者に依頼することが個人的にはトラブルなく、安心してエアコンの処分ができると思います。
※ 現在、政府はエアコンの取り外し業者にフロン回収の資格を必須とはしていませんが、現在の討論段階で実質必要だという事がわかってきました。家屋の解体前、不動エアコンの処分はガス回収機を使って冷媒の回収が義務になったら許可のない回収業者は手が出せません。
1-2 今後と今の、法令違反になる可能性がある回収作業
現在、業務用エアコンは冷媒ガスを回収しないで取り外したら過料の対象になる可能性が高いです。ですが、家庭用エアコンはちょっと違います。
- 電気が使えるならポンプダウン(ガス回収作業)をすればOK!
- 電気が使えない物件。解体する家屋、被災した家、2026年、千葉県や埼玉県のような大雨で水没してしまい故障したエアコンもガス回収しないでもOK。
これが2026年8月現在の法律の内容になります。
これが大きく変わろうとしています。今後は、電気が使えないなら電気が使えるようにしてエアコンのガス回収をしてから解体。故障して動かないエアコンも、ガス回収してから取り外しをすること。
既に議論がされています。今後、壊れたエアコンの処分、取り外し工事が値段が高くなるので注意が必要です。
1-3 どんな回収業者に依頼すればいいのか?
家庭用エアコンの取り扱いになれている業者。ではなく、家庭用エアコンの取り扱いになれていて、尚且つフロン回収の許可、電気工事の許可を持っている回収業者に依頼することが望ましいです。罰則の危険性があるからです。業務用で説明します。
例えば、
所有者→ 無登録業者に「ガスも抜いて処分しておいて」 → 無登録業者が実際に冷媒回収
これはアウトです。冷媒の回収自体は登録を受けた業者でなければできません。環境省FAQでも、自社設備であっても回収する場合は登録業者への委託が必要としています。そして依頼主側が、廃棄時に必要なフロン回収を行わずに業務用エアコンを廃棄すると、現在のフロン排出抑制法では直接罰の対象になります。環境省資料にも「機器を捨てる際にフロン類を回収しないと、罰則の対象」と明記されているからです。
細かいところにも罰則はありますので、変な所に頼むと後々面倒なことになりえます。
ただし、
所有者 → 無登録のエアコン撤去業者 → 登録済みフロン回収業者
という流れ自体は可能です。この場合、無登録の撤去業者は「第一種フロン類引渡受託者」となり、依頼主が委託確認書を交付し、最終的に登録業者が冷媒を回収して引取証明書を発行する、という行程管理が必要です。
これは、まだ動いて使えるエアコンを取り外し工事だけは電気屋などに任せて、実際の処分を許可業者に依頼するパターンです。
依頼した側は何も知らなかった。では済まされない問題ですので、正しい知識を持つことが大切です。
② 当店にご依頼されるメリット
2-1 15年以上の営業があるから安心して任せれられます
当店は、開業以来15年以上の営業実績があります。当店にご依頼されるメリットは法律を守りお客様へご迷惑をかけないこと。これが最大のメリットです。
当たり前のことですが、今多くの買取業者が最初にご紹介した『電気工事業』の許可を持たずにエアコンの取り外し、設置を行っています。
- 万が一家事などの事故になったら?
- 万が一、間違った作業をしてしまったら?
許可を受けないで営業している業者が、お客様が困った時に責任を持った対応をするとは考えにくいです。なので、安心して任せることができる。という点では他の買取業者、回収業者に負けない自信があります。
2-2 長年の経験と知識があるからこそ家庭用エアコンは得意です!
エアコンの設置環境、作業において、いろいろと不安がある方も多いです。退去に向けてどうしたらいいのか?これでいいのか?解体するのに、エアコン自体をどのように処分すればいいのか?法律に則った処分を頼みたい。などいろいろと悩んだり考えたりする方も多いですが、当店では15年以上の営業経験から、お客様のご希望に可能な限りお応えできるよう最善の努力をいたします。
以前、お客様から賃貸物件の一軒家に住んでいて、エアコンを4つ取り外し回収をしてほしい。その際に、エアコンの穴もちゃんと塞いでほしい。というご依頼がありました。当店では、エアコンの取り外し、回収作業の他に、穴の大きさ、形状などを現状確認したうえで見積もりを出します。とご説明しましたが、『金額が高いなら頼まない』『他にいくらでも業者なんかいる』という言い方をされていました。
確かに業者はいくらでもいますし、穴をふさぐ方法も業者により変わるでしょう。ですが、『ちゃんとした工事』という点では、雨風の侵入を防いで見た目にも不動産御者が満足するような丁寧な工事。だと思うんですね。4ヶ所あって、1万円以下じゃないと頼まない。というのであれば、そもそも材料も買うことができません。
高ければいい。というものでもないですが、安い工事で後からトラブルになる可能性があるよりも、ちゃんとした工事を最初からした方がいい。と思うのが当店のやり方です。
2-3 コストダウンすることでお客様への還元ができる!
当店では、お客様からお預かりしたエアコンをゴミとして扱うのではなく、実際に再利用、リサイクル目的で回収しております。
例えば、三菱やダイキン、Panasonicのエアコンは現在買取強化中なのですが、日本国内だけではなく、海外へ輸出して売ることで再利用をしています。日本国内ではただ捨ててしまうだけなので売り上げ0円なのですが、海外へ送ることで多少でも売り上げにすることができます。なので、町の電気屋さん、家電量販店や不用品回収業者よりも安い金額で正しくエアコンをリサイクルできるんです。
③ 適切にフロンガスの回収をしています。
実際にエアコンのフロンガス回収についてご紹介します。
フロンガス回収作業の流れ(現在でも業務用エアコンは必須)
1 現場確認・作業準備
最初にエアコンの設置場所や作業環境を確認します。室外機の周辺に作業スペースがあるか、電源をどこから取れるかなどを確認して作業の準備をします。
2 回収機材の設置
ガスボンベやフロン回収機など、フロンガスを回収するために必要な機材を現場へ搬入して設置します。通常通り動くエアコンはポンプダウンで室外機に冷媒を集められますが、壊れて動かないエアコンではポンプダウンができないため、現場へガス回収機を持ち込んで作業します。
3 冷媒ガスの回収
エアコン内部に残っている冷媒ガスを回収します。使用されている冷媒ガスの種類や残っている量によって、作業内容や価格が変わります。
4 回収したガスの運搬・処理
回収したフロンガスは、適切に処理するための施設へ運搬します。ガスの処理費用や運搬費用などが発生する工程になります。
5 エアコンの取り外し
冷媒ガスの回収が終わったエアコンを撤去します。壊れているエアコンでも壊れていないエアコンでも、取り外し作業自体の基本的な流れは同じです。当店では標準設置の場合、取り外し工事費用は無料です。
6 本体の回収・処分
取り外したエアコン本体を回収し、適切に処分します。エアコンの状態などによっては家電リサイクルシールを使用し、指定引取場所へ持って行く方法もあります。当店では標準設置の場合は取り外し、回収・処分費用も無料となっております。
7 回収した冷媒ガスの廃棄証明書の発行

冷媒ガスの回収作業が完了したことを確認できる工程管理表を発行しています。郵送する場合は郵送料金のみ頂く形になり、多くの方がレターパックを利用されています。
④ 実際に発生する家庭用エアコンのガス回収~処分までの料金について
壊れて動かないエアコンなどではガス回収が必要になります。実際にエアコンのフロンガス回収をする時に必要な作業や価格などをご紹介します。現在は業務用機器の場合で料金は書いていますが、家庭用の場合は今後変わる可能性が高いです。
普通のフロンガス回収業者はこのような作業内容を行いますが、料金はバラバラです。
費用が発生する作業項目の一部
- 冷媒の種類によって使用するボンベが変わる:家庭用エアコンではR32(現行)、R410(2014年前後まで使用)、R22(2004年よりも古い機種に多い)など、ガスの種類が違います。これらは混ぜて回収することができなく、回収ボンベを変更、交換しなければいけません。冷媒ガスの処分費用、というよりも、冷媒ガスを分別して回収する必要があるのでガスボンベの使用料の方が高いです。
- ガス破壊・処分料金:グラム単位での目安料金
基本的に家庭用エアコンで使われているR22、R410、R32については、1㎏1,500円前後になります。家庭用エアコンの6畳用に含まれているフロンの重さは600g以下のものが多いので、それほど高額になることはないと思います。 - セットアップ費用:回収機材の設置・準備にかかる費用
搬入場所、作業場所によります。また、重たい機器を運搬するので階段作業は必然と割高になります。さらに、場所が必要になります。エアコンの室外機、冷媒の回収容器、回収機、それを繋ぐマニホールドと真空ポンプ…布団半分くらいの面積は必要です。さらに、ガス回収機は電気を使いますので電気を解約している場合は作業ができない。もしくはさらに割高になる可能性があります。 - フロンガス運搬費用:指定場所まで運ぶ費用
フロンガスの回収が終わったら、国の許可を受けている指定廃棄所まで持って行く必要があります。ただし、これはほとんどが『無料』の事が多いです。ガスボンベの中には20㎏など相当量の冷媒ガスが封入できます。なので、500g程度のエアコン1台、3台程度で処分場まで運ばないからです。10件、15件の方が終わって持って行くから多くの回収業者は0円にしていると思います。 - ガス回収後のエアコン取り外し費用:取り外し工事費用
冷媒回収が終わった後は、エアコンを取り外さなければいけません。普通のエアコン取り外し費用だと相場は6,600円前後になることが多いです。 - エアコン処分費用:本体処分にかかる費用
家電リサイクル料金でほとんどのメーカーが990円です。 - オプション費用:階段作業、狭い場所での作業、駐車場の有無などにより価格が変わります。
- 出張費:エリアによって異なります。近い場所であれば3,000円程度ですが、遠くなればなるほど高くなります。
- 工程管理表:フロンガスを回収した場合証拠を残す必要があります。それが工程管理表です。基本的3,000円程度の事が多いです。
これらの作業に各業者が費用を決めて合計金額になります。家庭用エアコンの場合、まだ結果がわからないので多くの回収業者が業務用の金額を当てはめている事が多いです。
家庭用エアコンでは、車があれば実際に持ち運びもできますので、少しでも費用を下げたい。と思う人は店頭に持ってくることで費用を下げることも可能です。
まとめ
家庭用エアコンのフロン規制は今後大きく変わる可能性があります。
2026年現在、家庭用エアコンは業務用エアコンと同じフロン排出抑制法による廃棄時のフロン回収義務の対象ではありません。
しかし、家庭用エアコンが適切なリサイクルをされていなく、大気中に温暖化ガスが放出されていて、不用品回収業者などによりフロンが回収されないまま分解・解体される問題について、環境省・経済産業省では対策強化の検討が進められています。
今後、家庭用エアコンについてもフロンの大気放出を防止するための規制が強化される可能性があります。
当店では、今後も環境省・経済産業省などから発表される最新情報を確認し、制度変更が決定した場合にはこの記事でも随時お知らせしていきます。

