物置を整理して有効活用を!使い勝手の悪い物置とサヨナラする方法


「物置が片付かなくて困っている」「使いやすく整理するにはどうしたらよいのか?」という悩み、よく分かります。物置は家の中に入りきらないものを収納するスペースとして最適です。しかし、ものを詰め込みすぎて何がどこに収納してあるのか分からなくなってしまうことも多いと思います。散らかってしまいがちな物置をもっと有効活用するためには、どうしたらよいのでしょうか。この記事では、物置にありがちな問題点や整理の手順・不用品の処分方法などをまとめてご紹介します。

  1. 物置のメリットとデメリットを紹介
  2. 物置を整理する際に知っておくべきことは?
  3. 物置を整理する方法とコツ
  4. 物置の整理で出た不用品はどう処分するのか?
  5. 物置の整理に関するよくある質問

この記事を読むことで、物置を整理する必要性や注意点・不用品回収業者を利用してものを減らす方法などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.物置のメリットとデメリットを紹介

まずは、物置のメリットとデメリット・よくある問題点などをまとめました。

1-1.物置の種類はさまざま

物置は大きさや素材・扉の開き方などによってさまざまな種類があります。大きさは奥行きや幅が1m以内のものから3mを超えるものまで幅広く、設置場所や収納するものの量に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。素材については、木製やプラスチック製・金属製などがあり、それぞれ価格や耐久性が違います。最も人気なのは耐久性と強度が高い金属製の物置ですが、デザイン性で選ぶなら木製がおすすめです。また、扉の開き方については以下のようなものがあります。

  • 全面開口タイプ:扉を全開にできるので荷物の出し入れが楽
  • 二枚扉タイプ:左右どちらでも開くことができるため、設置場所を選ばない
  • 三枚扉タイプ:開口部が広く、中央部の収納も出し入れしやすい

1-2.家の中に収納しきれないもの・収納できないものを収納できる

物置には、家の中に収納しきれないものや収納できないものを収納することができます。たとえば、車のタイヤや自転車など家の中だと汚れてしまうもの・灯油のポリタンクなど匂いが気になるものなどの収納にも最適です。そのほかにも、ガーデニング用品やDIY用品のように屋外で使うもの・レジャー用品など限られた期間だけ使用するものなども、物置に収納しておくと便利でしょう。

1-3.収納スペースに余裕ができる

物置を設置する最大のメリットは、やはり「収納スペースに余裕ができる」という点でしょう。室内の収納スペースに「満足している」という人は少なく、「もう少しスペースが欲しい」と思っている人がほとんどです。物置があれば、普段使わないものや屋外で使う頻度が高いものなどを収納できるため、室内の収納スペースに余裕が生まれます。物理的に、収納スペース不足を解消できるのです。

1-4.ものをため込んでしまうのが問題点

収納スペースを増やすことができて便利な物置ですが、「ものをため込んでしまいがち」という問題点があります。スペースが広くさまざまなものを収納できるため、つい何も考えずにものを詰め込んでしまい、最終的には「どこに何が入っているのか分からない」という事態になりやすいのです。何をしまってあるのかも分からなくなり、せっかくのスペースを無駄使いしてしまっている人も多いのではないでしょうか。

2.物置を整理する際に知っておくべきことは?

物置を整理する必要性や最適なタイミング・収納するとよいものや収納しないほうがよいものなどをご紹介します。

2-1.ものが増えるほど整理が大変になる

物置を整理せずにいるとものが増え続け、簡単に整理できなくなってしまいます。放置しておくとやがて、ものがたまって奥のほうに入っていくことも難しくなるでしょう。「奥に何が入っているのか分からない」「出し入れできない」という状態になってしまうと、整理する気にもなれませんよね。そうなる前に物置の中身を見直し、使いやすく整理する必要があるのです。

2-2.季節の変わり目が整理のタイミング

物置を整理するタイミングは、季節の変わり目が最適です。冬に使っていたストーブをしまうタイミングやタイヤ交換のタイミングなど、物置の中身を出し入れする機会に整理するのがよいでしょう。長時間屋外にいることになるため、雨の日などを避け、ちょうどよい気温の日を選ぶのがおすすめです。

2-3.物置に収納するとよいもの・収納すべきではないもの

物置での収納に適しているものとそうでないものをまとめました。

物置収納に適しているもの

  • 車のタイヤ
  • 自転車
  • レジャー・アウトドア用品
  • 灯油のポリタンク
  • DIY用品
  • ガーデニング用品
  • 災害対策グッズ

物置収納に適さないもの

  • 食料品
  • 衣類
  • 写真

3.物置を整理する方法とコツ

物置を整理する方法や手順・知っておくべきコツや注意点をご紹介しましょう。

3-1.まずすべて出して仕分けする

まず、今物置の中に何が入っているのかを把握するために、ものをすべて出してみましょう。ものを積み上げている場合は、崩れてきてケガをする恐れもあります。上に積まれているものや崩れやすいものから先に物置の外へ運び出してください。そして、「いるもの」と「いらないもの」に仕分けしていきましょう。持っていることを忘れていたものや、1年以上使っていないものなどは、不要なものと判断すべきです。今後も使うことはないでしょう。

3-2.不要なものを処分し、物置内を掃除する

不要なものを処分したら、残ったものを再び収納する前に、物置の中を掃除しましょう。物置内が空っぽの状態になっているときが、掃除のタイミングです。掃き掃除や拭き掃除をし、防虫剤や防湿剤を置いている場合は交換しましょう。その際、腐食している部分やサビ・カビが発生している部分がないか確認してください。

3-3.残ったものを収納する

掃除が終わったら、処分せずに残したものを物置に戻していきます。収納する際のポイントをいくつかご紹介しましょう。

  • 重いものは下に、軽いものは上に収納する
  • 使用頻度が低いものは奥に、よく使うものは手前に収納する
  • たためる素材のものはたたんで収納する
  • 長いものは壁に立てかけて収納する
  • 収納ケースやラックなどを利用して空間を有効活用する
  • ボックスに入れて収納する場合は、中身が分かるようにラベルを貼っておく

3-4.通路を確保することが重要

物置にものを収納する際は、どこに収納してあるものでも取り出しやすいように、通路を確保することが大切です。通路が確保できていないと奥まで入っていけず、奥のほうにあるものを取り出すためにものをよけなければなりません。安全にものを取り出すことができるように、大人が通れるだけのスペースを確保しましょう。

4.物置の整理で出た不用品はどう処分するのか?

物置を整理した際には、多くの不用品が出ることが予想されます。その不用品を処分する方法についてご紹介しましょう。

4-1.自治体のゴミ回収を利用して捨てる

自治体のゴミ回収を利用する場合は、何ゴミに分類されるか確認する必要があります。ゴミの分類方法や捨て方については自治体ごとに違いがあるため、ホームページなどで調べておきましょう。物置の中には、粗大ゴミに分類される大型の不用品も多いと思います。その場合は事前の申し込みや処理券の購入が必要になるため、忘れないようにしましょう。

4-2.状態のよいものはリサイクルショップに売る

状態がよくて捨てるのがもったいないものは、リサイクルショップに出す方法もあります。リサイクルショップに持ち込んでみるとよいでしょう。その場で査定してもらえるため、すぐ現金化できます。ただし、壊れているものや汚れが目立つものなどは、買取対象外になるでしょう。持ち込んでも再び持ち帰らなければなりません。特に、長期間物置にしまいっぱなしだったものは、状態をよく確認してから持っていくようにしてください。

4-3.不用品回収業者へ依頼する

物置から出た不用品が大量にある場合は、不用品回収業者を利用する方法がおすすめです。メリットやデメリット・費用などをご紹介しましょう。

4-3-1.手間や時間をかけず、一気に不用品を処分できる

不用品回収業者を利用するメリットは、手間や時間をかけずに複数の不用品をまとめて処分できることです。自分で処分する場合は、1つ1つの不用品を分別して適切な処分方法を調べなければなりません。しかし、不用品回収業者に依頼すれば、自分で分別したり運び出したりする必要がないのです。どんな種類の不用品でもまとめて依頼できるため、一気に片付けることができます。

4-3-2.回収費用がかかる

デメリットは、回収費用がかかることです。回収費用は不用品の量や種類によって違いがあり、業者ごとに料金体系も異なるため、事前にしっかり調べておかなければなりません。「関東家電リサイクル問屋」では不用品の回収と買取を同時に受け付けているため、お得に処分できる可能性があるでしょう。ぜひチェックしてみてください。

4-3-3.回収方法は主に3つ

不用品回収業者による回収方法には、「持ち込み回収」「宅配回収」「出張回収」の3つがあります。持ち込み回収は自分で不用品を持ち運ぶことが前提ですが、その場で対応してもらえるため急いでいる人におすすめです。段ボールにこん包して営業所などに送る宅配回収は手軽ですが、送料が自己負担の場合が多いため、不用品の大きさや重さによっては高額な費用がかかってしまいます。そのため、不用品を自分で持ち運ぶのが難しい場合は、出張回収がおすすめです。希望の日時を指定すれば自宅まで回収に来てもらえるため、手間や時間をかけずに不用品を処分できます。

5.物置の整理に関するよくある質問

「物置を整理したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.ストーブを物置に収納する際の注意点を教えてください。
A.灯油タンクの中を完全に空にし、購入時の段ボールに入れて収納しましょう。横にせず、安定した場所に置くようにしてください。

Q.物置の中がすぐごちゃごちゃになってしまいます。ものを減らす以外に気をつけることは何でしょうか?
A.ものの定位置を決めることが大切です。使った後は必ず決まった場所に戻すようにすれば、整った状態を維持できるでしょう。

Q.物置にものがたまりやすいのはなぜですか?
A.大量に収納できるため、ついものを詰め込んでしまうことが原因でしょう。また、家の中と違って普段目につかないため、気になりにくいのも理由の一つです。

Q.物置の中にあった不用品を売りたいのですが、少しでも高く売るポイントを教えてください。
A.家電の場合は壊れていないか確認しておくこと・きれいに掃除をしておくこと・付属品をそろえておくことがポイントです。

Q.不用品回収業者を選ぶ際は、何をチェックすればよいでしょうか?
A.実績や一般廃棄物収集運搬業・古物商の許可の有無、料金体系の明確さ、対応のスピーディーさなどをチェックして選ぶことをおすすめします。

まとめ

物置の整理方法や注意点・不用品の処分方法などを詳しくご紹介しました。物置は、家の中で収納できないものを収納する便利な場所です。しかし、いつの間にかものが増えて使い勝手が悪くなってしまいがちなので、注意しなければなりません。ぜひこの記事を参考にして物置を整理し、より有効的に使えるようにしてください。


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