部屋が汚い人の共通点は? 苦手な人でも実践できる片付け方とポイント


部屋が汚い人には、どのような共通点があるのでしょうか。部屋の状態は心の鏡だとよく言いますが、本当にそのとおりです。部屋が汚い人ほど心に余裕がなかったり、自分に自信がなかったりと心理要素が大きく関係しています。キレイな部屋を維持し続けるためには、自分自身と向き合う時間が必要なのです。

そこで、本記事では、部屋が汚い人でも実践できる片付け方などを解説します。

  1. 部屋が汚い人の共通点は?
  2. 部屋が汚い人でも実践できる片付け方
  3. 部屋が汚い友人への対処法
  4. 部屋の片付けをプロに依頼する場合
  5. 部屋が汚い人や片付けに関してよくある質問

この記事を読むことで、部屋が汚い人の共通点や対処法が分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.部屋が汚い人の共通点は?

まずは、部屋が汚い人の共通点をチェックしておきましょう。

1-1.自分に自信がない

部屋が汚い人に多く見られるのが、自分に自信がないケースです。自分に自信を持つことができない人は、部屋が散らかっていることが多く、寂しいという気持ちが関係しています。寂しさを紛らわせるために、身のまわりをたくさんのもので埋め尽くしてしまうのです。自分のまわりにものがあることに安心する心理が働いているのでしょう。また、何度片付けをしてもすぐに散らかってしまうという悪循環から自信をなくしてしまい、片付けに対して自信が持てなくなっている人も散らかりやすい傾向があります。

1-2.常にストレスがたまっている

心理や体調面が部屋の状態にかなり影響するように、部屋が汚い人は常にストレスがたまっているという共通点があります。汚い部屋で生活し続けている人は心理状態が悪く、荒れてしまっているので片付けまで手がまわりません。部屋を片付けるためには体力や気力が必要になるため、簡単に片付けができずにいるのです。ストレスを感じないようにすることも、片付けに近く一歩と言えるでしょう。

1-3.自己管理が苦手

片付けができず、部屋の中が常に散らかっている人は、自己管理が苦手な傾向もあります。どこに何があるのかきちんと管理できず、すぐ床にいろいろなものを置いてしまいがちです。逆に、自己管理ができる人は掃除を習慣化するようにしており、常にキレイで片付いた部屋をキープしています。生活を管理する能力にかけていると、行き当たりばったりの生活になってしまうのです。

1-4.散らかっていることに無頓着で、面倒なことを後まわしにする

部屋が汚い人は、散らかっていることに無頓着な傾向があります。床にたくさんのものが散乱していても、部屋が汚くなっても何ら問題はありません。客観的に見て散らかっていると感じることでも、自分にとっては散らかっていないと考えます。また、片付けや掃除を面倒に感じてしまい、後まわしにしてしまった結果、部屋が汚くなるケースもあるのです。後でやろうと思い続けるまま部屋が汚くなり、結局片付けをしないままで終わってしまいます。

2.部屋が汚い人でも実践できる片付け方

それでは、部屋が汚い人や片付けが苦手な人でも実践できる片付け方を紹介します。

2-1.要るものと要らないものに分別する

まずは、持っているものから要るものと要らないものに分別しましょう。片付けても部屋がすぐに汚くなる人は、ものが多すぎることが原因です。「今必要なものなのか」だけを考えて、必要ないものは「要らないもの」、今使っているものは「要るもの」に分けてください。基本的に、1年以上使っていないものは今後も使う機会がないものです。自分のペースで構いませんので、少しずつゆっくりと分別するように心がけましょう。焦る必要はありませんよ。

2-2.要らないものを処分する

分別が終わったら、要らないものを早めに処分しましょう。部屋がすぐに汚くなる人は、要らないものをそのままため込んでしまう傾向があります。要らないものを処分すれば、その分の空間が確保できるので、部屋に余裕が生まれるでしょう。部屋の広さに対して荷物がキャパオーバーしている可能性があるため、まずは荷物を減らすことが重要です。

2-3.戻す場所を決める

要るものを片付ける際、ものによって置き場所を決めることが大切なポイントです。ものには必ず帰る場所を用意してあげてください。置き場所を決めてあげることで、片付けでキレイになった部屋をキープし続けることができるでしょう。使った後にすぐ元の位置に戻す意識を常に持っておくことで、散らかりを未然に防ぐこともできます。

2-4.掃除を習慣化する

せっかく片付けたキレイな状態を維持するために、掃除を習慣化することも重要なポイントです。掃除を習慣化するコツは、ものを増やさない・使った後は元に戻すの2点を意識するだけなので、誰でも気軽に心がけることができるでしょう。たとえば、最初は「何曜日にリビングを掃除する」などと自分の中でルールを決めます。汚れる前に行動を起こすのが大切なポイントでもあるのです。

3.部屋が汚い友人への対処法

部屋が汚い友人や家族へ、どのように伝えれば片付けをすすめてくれるのでしょうか。

3-1.一緒に片付けようと伝える

なかなか片付けられない人は、自分1人で作業を行うことができないケースがほとんどです。そのため、「一緒に片付けよう」と手伝いを申し出てみてください。一緒に片付けることで相手の気持ちが楽になりますし、片付ける手間も省けます。また、掃除が終わった後は、一緒に遊びに出かけたり、キレイな部屋でゆっくりおしゃべりをしたりするなど楽しむ時間を設けるといいでしょう。

3-2.部屋がキレイになるメリットを伝える

「片付けたほうがいい」「部屋が汚い」と相手に伝えるだけでは、関係が悪化してしまう恐れがあります。相手を責めたり指摘したりするのではなく、部屋をキレイに片付けることで得られるメリットを伝えることが大切です。単純に、部屋がキレイになると心や気持ちがスッキリします。体調も自然とよくなり、運気も上昇すると言われているのです。「部屋がキレイになると、もっといろんなことができるよ」とメリット面を伝えると片付けに対する意欲もアップするでしょう。

3-3.モチベーションをあげるポジティブな言葉を使う

片付けを面倒に感じている友人の場合、モチベーションがあがるようなポジティブな言葉を積極的に使いましょう。部屋がキレイになるメリットを伝えつつ、「掃除が楽になるよ」「コツが分かれば簡単だよ」という言葉をかけます。すると、「自分でも片付けられるかも」「片付けてみようかな」と前向きな気持ちになれるのです。

4.部屋の片付けをプロに依頼する場合

自分で部屋の片付けができない場合は、プロの業者に依頼するのも選択肢の1つです。ここでは、部屋の片付けをプロに依頼する方法とポイントを解説します。

4-1.スピーディーかつ素早く片付けられる

片付けをプロに依頼する大きなメリットは、スピーディーかつ素早くキレイにできることです。たくさんのものがあるほど、片付けに時間と手間がかかってしまいます。また、なかなか片付けられない人も、プロの力を借りながらスムーズに片付けることができるでしょう。片付けの際に出た不用品を処分してくれる業者もあるので、自分で処分する手間も省けます。なかなか1人で片付けられない方や、不用品の量が多い方は業者にお願いしてみてはいかがでしょうか。

4-2.業者選びのポイントは比較すること

どの業者に依頼すればいいのか分からない方は、複数の業者を比較してみてください。複数の業者に見積もりを依頼することで、優良業者と悪徳業者を見極めることができます。また、チェックしておきたい業者選びのポイントは以下のとおりです。

  • 部屋の片付けや不用品回収の実績があるか
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
  • 見積書の内訳がしっかりと記載されているか
  • 口コミや評判がいいか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか

4-3.できるだけ費用を抑えるなら買取へ

できるだけ費用を抑えたい方は、買取を行っている業者に依頼するといいでしょう。たとえば、関東家電リサイクル問屋では、不用品の回収だけでなく買取サービスも行っています。たとえ、買い取ってもらえないものでも、そのまま処分にまわすことができるので一石二鳥です。手間と時間をかけず、要らないものを手放すことができます。また、買い取ってもらえるものが多いほど、処分費用を抑えることができるのでおすすめです。

4-4.悪徳業者とのトラブルに要注意!

不用品回収や片付け作業において、悪徳業者とのトラブルが続出しています。たとえば、「回収後の不用品が不法投棄されていた」「見積書にはない追加料金を請求された」などです。このようなトラブルを避けるためには、慎重に業者を選ばなければなりません。また、回収業者の中には無料と偽り、高額な料金を請求するところがあります。特に、街中をまわっているトラックは悪徳業者の可能性があるので安易に依頼しないようにしましょう。

5.部屋が汚い人や片付けに関してよくある質問

部屋が汚い人や片付けに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.部屋が汚くなるとどんな悪影響が起きるのか?
A.部屋が汚くなると、日常生活にさまざまな悪影響をおよぼすことになります。たくさんのものであふれているとホコリがたまりやすくなり、喘息(ぜんそく)やアレルギーの原因になるのです。食べかすが落ちていると害虫が集まりやすくなるので不衛生な環境になってしまいます。また、どこに何があるのか分からなくなってしまうので、探し物がすぐに見つかりません。出かけるときに探す時間が必要になるなど、生活にも支障をきたすことになります。

Q.注意欠如多動性障害とは?
A.部屋が片付けられない原因は、性格的な問題もありますが、メンタルに大きな問題を抱えているケースもあります。それが、注意欠如多動性障害(ADHD)と呼ばれているものです。物事に集中できない・突拍子の行動をしてしまう・落ち着きがないなどの特徴があります。ADHDに陥っている人は、優先順位をつけることができず、不注意な面があるので片付けられなくなるのです。

Q.分別で悩んだときの対処法は?
A.どうしても分別で悩んだときは、一時保管ボックスを活用してください。自分のペースでじっくりと考えながら分別を行うのが理想ですが、時間のかけすぎもよくありません。要らないものか要るものか、後で考える時間を設けるために一時的に保管ボックスに入れておきます。一通り片付けた後に、再び考えてみると判断しやすくなるはずです。

Q.ものを捨てる順番と捨てるコツは?
A.スムーズに片付けるために、ものを捨てる順番を意識してみてください。基本的に、まずは不要なものを捨てるところから始まります。たとえば、ダンボールや空き箱は必要ないので優先的に処分するなどです。空き箱は中にものを入れることができるので残してしまいがちですが、部屋のスペースを占領してしまうのでもったいなく感じます。できるだけ大きなもの・明らかにゴミと思うものから処分しましょう。そして、衣類→本→小物→書類→思い出のものの順番で捨ててください。

Q.どんなものが買取対象になるのか?
A.基本的に、まだ正常に使用できるものが買取対象となります。壊れている・不具合が出ている・激しい汚れや傷がついているものは買取不可になるでしょう。たとえ、正常に使えるものだとしても、家電製品の場合は発売年月から3~5年以内のものが買取対象となります。買取業者によって、査定ポイントが異なる可能性もあるので悩んだときは1度査定をお願いしてみるといいでしょう。ブランドものや中古市場で需要が高いものは買い取ってもらえる可能性があります。

まとめ

部屋が汚い人は、常にストレスがたまっていたり、自分に自信がなかったりと心理的な面が大きく働いている傾向があります。もらったものや使っていないものでも、「いつか使うかもしれない」と残してしまうのです。そのため、まずは自分自身と向き合う時間が必要となります。一気に片付けてキレイにする必要はないので、自分でできることから始めてみてください。1つずつクリアすることで達成感を覚え、片付けに自信が持てるようになり自然と作業が楽しくなるでしょう。


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