ニュース&トピックス:今日はお部屋の片づけ・クリーニングへ行きました。

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今日はお部屋の片づけ・クリーニングへ行きました。

今日はお部屋の片づけに行きました。作業しながら話してて感じたこと。思ったことを書こうかと思います。

ニュースでもなんでもないと思うかもしれませんが、私を含め現代の社会ではこのようなお客様が多くて生活しにくいのかなぁ。いらなくなった物を捨てることも一苦労なのだな。と感じました。

自分の時間が取れない

忙しい現代の人は昭和の方より休み、家族の時間、趣味の時間がすくないのではないか。(偏見などはありません。職種にもよるのかもしれませんので決めつけたりしているわけではありません。気分を害した方は申し訳ございません)

こう思ったのはいくつか理由があります。その中でも

・夫婦共働きが増えたこと(実家暮らしではなく核家族として)

が一番の原因なのかなぁ。と考えていました。夫婦共働きの場合は時間があまりないのは当然ですが、配偶者、家族との時間を優先してしまうケースが多く両親の住んでいた実家まで行って片付けが出来ない、もしくは困難。また、子供が小さいと片付けどころではないのでどうしても自分たちでは片付けられなくなる。また、仕事が忙しく時間が取れない、さらに翌日に疲れを残してしまい悪循環となる。実家では歳をとった両親が生活していて当然大掃除など大掛かりなことは出来なくなってしまう。ゴミがたまる→片付けられない→完全に自分たちでは手に負えなくなる。と悪循環です。

今日の現場では、遠方に2人のお子さん(既に30代以上の立派な成人です)がいて、実家で父親が一人暮らしていました。父親は数年前に奥さんを亡くして一人暮らしだったそうです。僕はその時点でも寂しいですが、やはりその父親も亡くなった奥様の物を捨てられなかったそうです。僕はその話を聞いて立場上片付けたくないから置いといてあげたらどうか進めることは出来ませんでしたが、我慢できなく依頼者の方に話してみました。ですが、そこは依頼者の方もかなり悩んだようで害虫が発生しないうちに片付けたい。とのことでした。生活していかないといけない気持ちと片付けたくない気持ちと半分で、衛生面をとると片付けた方がいい。と兄弟で話したらしいです。父親には最低限の物を保管してあげておいて、後は処分すると決めたと言われたので、全力で作業させていただきました。台所には何年も前の缶詰、調味料、食材、食器、調理器具が残っていて楽しい生活を連想するものばかりでした。今日の依頼者も仕事で休みが取れない、片付ける時間がない事が依頼した最大の理由だったそうです。片付けながら庭のガーデニング用品・衣類・雑貨などを引き取りました。

家具に至っては全部中身を捨てて掃除すると言っていたのでワックスがけ、床もワックスをかけました。家具もつやが出てお部屋全体が明るくなったように感じました。もしもどんなものにも心が宿るならば、片付ける前の薄暗い部屋から明るい部屋になったことであの家も、家具やすべてのものが気持ち新たに住人の(気)を受けながら再スタートしてもらえたらと思います。


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